麦稈ロール
今朝6時の山荘の気温 17℃、晴れ。
大型機械で小麦の収穫作業を終えると、畑に残った麦ワラをクルクル
ロール状に丸める。これを「麦稈(ばっかん)ロール」と呼び、今度は
酪農家が飼っている牛の寝床に敷かれる。寝床として使われた麦ワラは
牛の糞尿を多量に含み、今度は堆肥としてまた畑に戻される。そういう
サイクルがくりかえされる美瑛の丘。美しいばかりでなく理にもかなっ
ている
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「おはよう、爺。 『白痴』の件、真相がわかった。
某講義をぼんやり聴いてたら、講師が(夏休み中に)
『白痴』なんか読むと面白いよと言ったのを、あの子
それが連休中の課題だと勘違いしたらしい」
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「せっかく『てんかん発作』まで調べ上げたのにと
残念がっておった。でも、おかげでロシアの文豪の
本にめぐり会えたと喜んでおったぞ」
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「夏休みには、『カラマーゾフの兄弟』読むんだと
意気込んでいたぞナモシ」 ─── 仙台姫
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そういえば、『カラマーゾフの兄弟』の中にも、イワン
という名の次男が発狂する場面がありました。
小姫は将来、精神科のお医者さんにでもなるんだろうか。
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「昨日、近所の公園でヘビを踏みそうになりました。
何度見ても嫌な気分になりますが、ヘビよりも昆虫が
嫌いな人もいるから我慢しました」
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「ネジバナは根元から見て時計回りが右巻と言います
が、左巻でもなく、まっすぐなものが有るそうです。
東北地方ではネジズリ」 ─── 村人・A
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子供のころ山の小道を走ってましたら、クツ裏に
ヌリュッ! とした感触が。 何だろうと振り返ると
大きなヘビを踏んづけてました。
あの時の足の感触、いまだ忘れられません。
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山荘の庭にも、ネジバナはそこかしこに生えてます。
以下は、以前(2010.8/10)この欄に掲載した
報告の一部です。
写真は「ネジバナ」、別名:モジズリ。
百人一首に出てくる ───
‟ みちのくの しのぶもぢずり たれゆゑに
乱れそめにし われならなくに ”
「モジズリ」の頭に ‛ 忍 ’ がつくと、趣が
でますね。