麦稈ロール

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            今朝6時の山荘の気温 17℃、晴れ。

     大型機械で小麦の収穫作業を終えると、畑に残った麦ワラをクルクル
    ロール状に丸める。これを「麦稈(ばっかん)ロール」と呼び、今度は
    酪農家が飼っている牛の寝床に敷かれる。寝床として使われた麦ワラは
    牛の糞尿を多量に含み、今度は堆肥としてまた畑に戻される。そういう
    サイクルがくりかえされる美瑛の丘。美しいばかりでなく理にもかなっ
    ている

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

         「おはよう、爺。 『白痴』の件、真相がわかった。
         某講義をぼんやり聴いてたら、講師が(夏休み中に)
         『白痴』なんか読むと面白いよと言ったのを、あの子
         それが連休中の課題だと勘違いしたらしい」
                     *
         「せっかく『てんかん発作』まで調べ上げたのにと
         残念がっておった。でも、おかげでロシアの文豪の
         本にめぐり会えたと喜んでおったぞ」
                     *
         「夏休みには、『カラマーゾフの兄弟』読むんだと
         意気込んでいたぞナモシ」    ─── 仙台姫

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

         そういえば、『カラマーゾフの兄弟』の中にも、イワン
        という名の次男が発狂する場面がありました。
         小姫は将来、精神科のお医者さんにでもなるんだろうか。

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

         「昨日、近所の公園でヘビを踏みそうになりました。
         何度見ても嫌な気分になりますが、ヘビよりも昆虫が
         嫌いな人もいるから我慢しました」
                     *
         「ネジバナは根元から見て時計回りが右巻と言います
         が、左巻でもなく、まっすぐなものが有るそうです。
          東北地方ではネジズリ」     ─── 村人・A

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

          子供のころ山の小道を走ってましたら、クツ裏に
         ヌリュッ! とした感触が。 何だろうと振り返ると
         大きなヘビを踏んづけてました。
          あの時の足の感触、いまだ忘れられません。
                     *
          山荘の庭にも、ネジバナはそこかしこに生えてます。
         以下は、以前(2010.8/10)この欄に掲載した
         報告の一部です。

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             写真は「ネジバナ」、別名:モジズリ。
            百人一首に出てくる ───

           ‟ みちのくの しのぶもぢずり たれゆゑに
            乱れそめにし われならなくに ”
     
           「モジズリ」の頭に ‛ 忍 ’ がつくと、趣が
           でますね。

Filed under: 本、小説、詩,美瑛,風景  タグ: — tomi 08:43

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           今朝6時の山荘の気温 21℃、晴れ。

    だいぶ前に、地元の農家の方から聞いた話 ───
   農道の端に車を止めて写真を撮っている旅人がいた。トラクターの通行に
   邪魔だったのでクラクションを鳴らすと、彼は慌てて車に戻り立ち去った。
   「何を撮ってたんだろう」と、その場所に立ってみると、目を洗われたと。
   いつも見慣れていた風景なのに。
    人の心を揺さぶる風景は、安っぽい観光農園ばかりではない。

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

        「おはよう、爺。 ジイはまだ若いのぉ~。 そうやって
        むきになるとこなんて、カワユイ!」
                    *
        「そういう安ぽい観光農園を生業としてる人たちを評価
        してはいけないぞ。たぶん彼らだって、胸の痛みを感じ
        てるに違いないんだから」
                    *
        「ラベンダーがどうの、ヒマワリがどうのと、群がる蜂
        がいるから観光業が成り立つわけ。見て見ぬふりをする
        のが一番!」            ─── 仙台姫

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

         まだ十分美意識の育ってない都会の子供たちは喜ぶ
        かも知れないけど、それでいいんだろうか。
         子供のころ、曇り空の富士山の上空に、薄ぼんやり
        月が現われ、それがとてもきれいだった事を今も覚え
        ている。 子供の感性も馬鹿にならない。

         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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          「ハチの写真を撮りました。 羽根が小さいのは
         花に優しい姿に見えます。トンボより羽根が小さい
         から羽音が凄い。
          誰かウイルスを食べてくれる昆虫を探して下さい」
                        ─── 村人・A

           ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

           食べることができるほど、ウイルスが大きいと
          いいんですが。

           ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

          「ジイ、小姫にね、連休だから帰っておいでって
          言うんだけど、あの子、夏季休暇までは帰らない
          んだと」         
                     *
          「成績はいいらしいだけど、あの子負けず嫌いだ
          し、震災の時、避難所で爺ちゃん婆ちゃんに抱か
          れていたし」
                     *
           「僻地に行き、お年寄りの面倒がみたいんだよ」
                         ─── 仙台姫

           ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

            無医村ってまだあるんだろうか。あの子には
           頭が下がるね。

Filed under: お便り,美瑛,風景  タグ: — tomi 08:54

麦畑

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          今朝6時の山荘の気温 16℃、くもり。

      掲載写真は、6/25~7/7撮影のもの。麦の穂の色が次第に
     色づくのが分かります。
      むかし、山荘をひいきにして下さった旅人は(彼は内地で麦の
     品種改良の仕事をされていたとか)麦を一目見ただけでその種類
     が分かるとか言っていた。多産であるとか、病害虫や寒冷に強い
     とか・・あるらしい。
      大麦と小麦の違いはヒゲの長いのが大麦、短いのが小麦。それ
     だけはいまだ覚えている。

         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

      「おじさん、その後いかがですか? 食欲は出てきましたか?
      お姉ちゃんも、その後、夜遊びしなくなり、毎晩おそくまで
      本読んでるそうです」
                    *
      「『源氏物語』も ‘ 若紫 ‘ を終わり ‘ 末摘花 ‘ に入ったそう
      です。おじさんと一緒に読みたかったと残念がってましたよ」
                    *
      「コロナが、お姉ちゃんを酒浸りの生活から救ってくれたかも
      しれません」               ─── 小姫

         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

        何がどうなるのか分らんもんだね。もしかして、酒ビン
       目の前にして読んでるのかも知れんよ。

         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

        「爺と一緒になんて読みとうないわい! おさな児を
        無理やり***するなんて幼児暴行罪じゃ! だから
        結婚しても子供が出来ない、光源氏は性犯罪者じゃ!」
                         ─── 仙台姫

         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

        姫、ずいぶんご立腹じゃのう。 だけどそうかもしれ
       ないな。 幼い時の***がトラウマになって、結婚し
       ても、その恐怖から抜け出せず、子供ができない。
        現代医学のレイの先生に訊いてみたら、そういう例が
       あるのかどうかを。

Filed under: お便り,風景  タグ: — tomi 13:47

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                        (2006.6月)
    今朝6時の山荘の気温 10℃、晴れ。

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    最近、体力が衰えたせいで、外に出て丘の写真を撮ることがなくなった。
   この欄の掲載写真も、古いものだと10年以上前のものを引っ張り出して、
   お茶を濁しています。
    不思議なのは、そんな古い写真でも一枚一枚撮影した時期・場所を覚え
   ているということ。そしてもう一つは、こんな風情にカメラを向け、ショ
   ッターを押したということ。 老いた今なら、もちろんカメラさえ向けず、
   素通りしてしまうはずなのに。
    老いはマイナスばかりでなく、あるいは再燃というくすぶりを多少含ん
   でいるのかも知れない。 感覚としては鋭くなったのかな?

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

      「ジイ、夏じゃのう~。久しぶりにビール飲んだら、けっこう
      美味いゾナモシ。 じゃが、酒は冷やした清酒じゃな」
                          ─── 仙台姫

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

       酒のメールを送るな! 禁酒・・いや節酒中なんだから!

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

       「おじさん・・・、お姉ちゃんの口車に乗ってはいけま
       せんよ」
                   *
       「子供の頃から、お父さんの晩酌の相手をしていたそう
       ですから」              ─── 小姫

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

         そういえば、おじさんも子供の頃、父親のお酒を
        くすねて飲んでましたっけ。

Filed under: 日常生活,風景  タグ: — tomi 08:11

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    今朝5時の山荘の気温 1℃、晴れ。

    このところ眠れない夜が続いている。そのせいか、昼間ウトウトする
   ことも多くなった。 今朝も夜明けが、日の出が待ちきれず、2階への
   階段を2度3度とよたよたしながら上り下り。健康のためと言い聞かせ
   つつ。
    写真・上は霜の降りた玄関前。 まだまだ暖房が必要な朝晩です。

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     昨日掲載した丘の写真のつづき。 丘はまだ眠り呆けていました。

       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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                (逃げる人)

          「猛スピードで逃げる人がいます。
         次の四つ角を曲がりますが、左右どちらに、
         何%の確率で曲がるでしょう?
         (答 80%の人が左側に曲がるそうです)

         左側の家の窓辺に犬矢来を書いてみました。
        京都の民家に置いてありますが、諸説があり
        面白いです」       ─── 村人・A

         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・

        最初の問いですが、たぶん自分の身を守るため、
       つまり、心臓(左側)を守るためだと思われます。
                  *
        次の「犬矢来」(いぬやらい)ですが、そんな
       言葉があることじたい知りませんでした。
        みやびな京都人らしい優しさがうかがえますね。

Filed under: 日常生活,風景  タグ: — tomi 06:07

秋風景・2018(1)

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        (9/21)
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                         (9/25)

Filed under: 風景  タグ: — tomi 05:16

いい顔

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         今朝5時の山荘の気温 7.7℃、小雨。

   掲載写真は、連休明け 5/10 頃の「ルベシベ」。地温が上がり
  畑には陽炎が立ち昇る。遠く見える「パフィーの木」も、まだ新緑の
  色に染まってはいないが、風景全体が春を待ちかまえている様子。
   人も、何かを待ちのぞんでいるこんな時間が時々ある。本人に意識
  は無くとも、とてもいい顔をしているはず。

       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

         「爺、『竜馬』、どのあたり読んでる?」
                  *
         「小判一両の価値だけどさ、現代のお金に
         換算すると、何円ぐらいなんだよ?」
                      ─── 仙台姫

       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

     そうだよな。時代小説読んでると、小判一枚が、はたして
    現代の貨幣価値でどのくらいなのか、疑問になるよね。
     比べようがないので、その時代のお米の値段、つまり一両
    でどのくらいの米が買えるかで判断するらしいよ。前に調べ
    たことがあるんだけど、例えば戦国の終わり、秀吉が天下を
    平定した頃は、円に換算すると一両が ¥320.000円も。
    その後、江戸時代に入ると¥50.000~150.000円。
    凶作などで米の値段が変動するので、爺は時代小説を読んで
    いる時は一両を¥70.000~80.000円として読んで
    ます。但し幕末は、世情不安定だったので ¥30.000円
    前後。特に維新前夜(1865年)には ¥6.000円 まで
    下がったようです。
     小説のほうは3冊目後半「伯楽」あたり。

Filed under: お便り,歴史,風景  タグ: — tomi 06:33

こころ への ゴチソウ

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         今朝6時の山荘の気温 8.8℃、くもり。

   丘の上の曲がりくねる道。その先に拡がる、どこか懐かしい解放感。
  年に一度、この時期だけの光景。
   雪が融けたばかりの丘は、黒く露出した畑ばかりだと思われますが、
  前年の初秋に種まきされた小麦(秋まき小麦)が、まるでゴルフ場の
  芝のように現れます。背丈が増し、黄金色に色づく夏までのゴチソウ。
  夏、刈り取りが終わると、大きな麦わらロールが畑にコロコロ転がる
  風情は微笑ましい。

      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

      「爺、『源氏物語』の夕顔の死因は何だったと思う?
     一般的には ‘ 六条御息所 ’ の物の怪に殺されたと言われ
     てるけど、現代医学ではどう診断するか・・・」
                  *
      「というような内容の講義が小姫の授業であったと。
     『ところで源氏物語、読んだことある者』と教官が訊く
      と、講義室で手を上げたのは小姫一人だけだったとさ」
                       ─── 仙台姫

      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

        それはそれは、男子学生ばかりの中で、小姫も
       鼻高々だったわけだ。文学やクラッシック音楽を
       愛する ‘ リケジョ登場!’ だね。
       源氏の正妻・葵の上も六条御息所の物の怪に殺さ
      れたことになってるけど、平安時代の嫉妬心は凄ま
      じいね。現代医学はこれをどう解明するんだろう。

Filed under: お便り,季節、四季,風景  タグ: — tomi 09:23

初夏のよう

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          今朝7時の山荘の気温 11.6℃、晴れ。

     南風の強い朝。気温はプラスの2桁、まるで初夏のような暖かさ。
                  *
     上の写真・手前の斜面は白樺林。もうすぐ新緑の葉をつけ、秋には
    その葉が黄色く色づく。 お気に入りの場所です。

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         正午の気温 21.2℃。部屋の窓、全開!

       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

      「爺、呑んどるかい? 小姫がね、電話したら昼間から
      酔っぱらっとった」
                  *
      「例のジャム、焼酎のお湯割りに混ぜると、いくらでも
      呑めるんだと」
                  *
     「もう二十歳すぎたからいいけど、酔っぱらった女医さん
     に診てもらうには勇気がいるゾ」    ─── 仙台姫

       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

       中学2年生だった小姫がねぇ・・・・、死んだ子の
      歳を数えるっていうけど、生きてる子の歳だってつい
      数えてしまう。
                  *
       待ちどおしいね。一升瓶(5合瓶でも?)抱えて
       診察室に入りびたりなんかしてな。

       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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                (大追跡)

       「崖崩れの災害の原因を大学教授が分析している
       けれども、その中に、ダムやトンネルに寄る地下
       水脈の変化や、浸透しないアスファルト道を指摘
       する人は一人もいない」    ─── 村人・A

       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

        なるほど。でも・・一人いるじゃないですか。

Filed under: お便り,天気、星空,風景  タグ: — tomi 13:07

大雪山

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          今朝7時の山荘の気温 8.8℃、晴れ。

   掲載写真は昨日の続き。十勝連峰の北の端、大雪山は山荘の窓からは
  裏の丘にかくれ望めない。だから小高い丘に上がると、久しぶりの友に
  でも会うかのように気分が高揚し、ついカメラを向けてしまう。
   十勝連峰のように南北に連なる山々とちがい、大雪山塊というように
  ひと塊にまとまっているので、表情がとらえにくい。美瑛からだと旭岳
  が表の顔として鎮座している(写真・右側が旭岳、北海道の最高峰)。

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    猫のミーシャ嬢、雪が融け暖かくなってきたので、山荘の周囲を
   嬉々として走り回り、遠出をしたりと・・・思いきや、あまり外に
   出たがらない。老いたかとも思ったが人間だとまだ30代。老ける
   ような歳ではない。
    気になるのが空の上。最近、タカなのかワシなのか、大きな鳥が
   しきりに山荘の上空を舞う。翼を広げると2m近くになり、足の爪
   も大きく鋭そうだ。猫ぐらいなら二つの脚でワシづかみ、さらって
   いきそう。
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          (怖々。のんびり昼寝もできない?)

      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

        「おはよう、爺。ソウ状態じゃな。やめとき。
       またすぐウツになるぞ。ほどほどにシヤンセ!」
                    ─── 仙台姫

      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

          仙台姫から、篤姫になりもうしたか。

Filed under: お便り,動物,風景  タグ: — tomi 08:41
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