夜明け前

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   今朝7時の山荘の気温 -16.2℃、晴れ。 積雪:70cm。

  午前4時まえ、まだ暗いうちに目が覚め、そのまま朝を迎えた。
  満天の星空。南の空低く明るい星が輝いていて、はて、アノ星は
  なんだっけ。真冬の南の空といえばシリウスだが時刻は夜明け前、
  春の星座が広がっていてもおかしくない。白く明るく輝いていた
  ので、木星か土星だろうか。
  子供の頃は天文少年だった。星座の20~30は覚えていたが、
  今は10もあやしい。 星空を見上げることも少なくなった。
  写真は午前6時45分頃の東の空。 下は10分後の明け空。

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      小姫へ、今朝の計測数値は当てになりません。
      寒くて、夜明け前から一杯飲んじゃったので。

      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    「おはよう、爺。藤村の『夜明け前』読んだことある?
    アチキはないけどさ」        ─── 仙台姫

      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

     爺もない。高校時代、クラスの友達に勧められてね。
    「我はエタなり・・」とか言って、己の手を刃物で切り
    つけ、「同じ赤い血が流れているんだ!」とかいう内容
    だそうで。話を聞いただけで怖くなり、読むのを止めた。
    あれは『破戒』だったかな、記憶はアイマイ。
    あの頃はまだ純でしたので詩集なんかは読んでました。

      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    「爺、アチキも歴女になる。どこから始めたらいい?」
                      ─── 仙台姫
      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

     どこからって・・、姫はイギリス留学してたから
     英国史でもやったら?

      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

      「ちゃうちゃう、日本史のどこからってこと。
     イギリスの歴史なんて血みどろの歴史だからね」
                *
     「今の中東問題だって、元は英国の汚い二枚舌
     外交が元だし、アヘン戦争だってそう。イギリス
     ぐらい汚ねえ国はねぇ!」    ─── 仙台姫

      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

     言われてみればね。『アラビアのロレンス』という
    映画が昔あったけど、英国外交は狡猾だわな。思い
    出した・・・何だっけあの条約、(間)。ネットで
    調べて思い出した、「バルフォア宣言」(今の中東
    問題の原因を作った大もと)。
     ええっと・・・そう、日本史なら卑弥呼あたりから
    始めな。爺は高校時代に使ってた日本史と世界史の
    教科書を今も使ってる。現代史はソ連の「人工衛星
    打ち上げ」(1957)で終わってるけどね。

Filed under: お便り,季節、四季  タグ: — tomi 09:05

暖かい年明け

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    今朝8時の山荘の気温 -3.7℃、粉雪。 積雪:60cm。

   暖かい朝です。年が替わってからは朝晩の気温が一桁台で経過。
  このツケは、回り回っていつかは帳尻合わせされるんでしょうか。
  写真は何気ない雪上の姿。モノクロの世界にも彩はある。

Filed under: 季節、四季,山荘周辺  タグ: — tomi 08:53

ハマナス 哀れ

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   (6月 花咲くころ)       (9月 実を付けるころ)

   今朝8時の山荘の気温 -5.1℃、小雪。 積雪:50cm。

  ハマナスの花咲く春から、凍てつく冬までを写真で追ってみました。
 内地の方々はハマナスを御存じないかも知れませんが、「ハマナスの
 名は、浜(海岸の砂地)に生え、果実がナシに似た形をしていること
 から『ハマナシ』という名が付けられ、それが訛ったものである。
 バラ科の落葉低木。日本では北海道に多く、南は茨城県、島根県まで
 分布する。主に海岸の砂地に自生する」(以上ネットより)。
  啄木の歌にもあり、歌謡曲にもよく歌われている。

   ‘ 潮かをる 北の浜辺の砂山の かのハマナスよ 今年も咲けるや ’
                         (石川啄木)

   ♪ 知床の岬に ハマナスの咲くころ ~ (知床旅情)

   ♪ ハマナスの花の香に 口づけの白い白い うなじよ~
     ハマナスのかげにかくれて むせび泣く君の姿よ~
            (ザ・キッパーズ「はまなすの恋」より)

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 (10月下旬 霜の降りるころ)   (11月上旬 葉の色づくころ)
 
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  (11月中旬 凍てつき)      (12月上旬 しばれて)

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           (翌1月下旬 ・・哀れ)

     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

   「お~い、爺! 生きとるかい? 今日3時からBSで谷崎の
   『春琴抄』やるんだけど、これから小姫に録画頼むんだけど、
   いいよね?」
                *
    「つまりその、あの話、目を突き刺す部分あるからさ」
                      ─── 仙台姫
     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

     たぶん、再放送だと思いますよ。 だとすれば映画や
    ドラマ仕立てではなく、アニメの絵コンテみたいな画像
    が流れ、数人の解説者がカンカンガクガクお話をし合い、
    高校生の女の子が朗読会みたいに筋を運ぶ・・・はず。
    もういいんじゃないの、小姫も今年成人式なんだろう?

     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

     「おじさん、『春琴抄』ですが、前にお姉ちゃんの
     本棚からそっと借りて読みましたよ。 衝撃的でした。
     男女の間に、あんな激しい愛もあるんですね」
                       ─── 小姫
     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

       姫、遅かりし。 本棚にあるいかがわしい本、
       整理しておきなさいよ。

     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

      「爺、お晩ドスエ~。『春琴抄』観たゾナモシ~。
     読書会、面白かったけど、中野信子さんが加わって
     たら、どんなカンカンガクガクになってたかね」
                      ─── 仙台姫
     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

       なるほど。神経学者の立場からだと、どんな
       コメントが出たか、興味ありますね。

Filed under: お便り,季節、四季,本、小説、詩,植物、花、ハーブ  タグ: — tomi 09:26

屋根からの雪

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  今朝9時の山荘の気温 -5.8℃、曇り。 積雪:60~70cm。

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 すさまじい音を立て、屋根から雪が落ちてくる。暖房器具の微かな音
以外なにも聞こえない山荘なので、一瞬身構えてしまうほどの響き。
 年により積雪量は違うけれど、多い年は、屋根から落ちた雪が室内の
窓際まで迫ってきて、落ちた雪が跳ね返り、窓ガラスを叩くことがある。
本州の家屋の雨戸という仕組みが北海道には無いので、ガラスが割れて
しまうと大変なことになる。屋外からだと1.5mほどの高さの窓際だが、
室内からだとあともう数十cm。雪の落ちる音に身のすくむ日々が続く。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    「爺、観たよ。シベリア鉄道でバイカル湖を見たときの
    素晴らしさ、感動的だったよ」     ─── 仙台姫

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

     前に山荘を利用された某公共放送のディレクターの方が
    若い頃、シベリア鉄道で東から西に旅したそうです。途中
    田舎の駅に汽車が停車し、停車時間が長かったので降りて
    辺りを散策していると現地の人が木を切っていた。その折
    白樺の木を短く切ってもらい、記念にいただいたそうです
    (山荘の玄関場に白樺の薪が積んであるのを見て思い出し
    たとか)。職場のデスクの隅に今も置いてあると言ってま
    したよ。
    爺も朝昼晩ゴトゴト汽車に揺られながら、シベリア鉄道
    の旅をしたいもんですな、酒浸りで。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

     「おじさん、今夜の『ららら・・・』、おじさんの
     好きなグリークですよ。おじさんは北欧の音楽が好き
     なんですね」             ─── 小姫

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

     北海道に住むようになってから、北欧の音楽が余計に
    好きになりましてね。 グリークやシベリウスは特に。
    グリークに短いピアノ曲を集めた『抒情小曲集』という
    昨品があります。ユーチューブで聴いてごらん。勉強の
    合間にでも。
                *
     P協奏曲の冒頭ですが、フィヨルドの氷河が融けて
    崩れ落ち、春がやって来る・・・といった風情が感じ
    られ、好きなんです。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

     「シベリア鉄道には私も憧れがあり、何とか乗車する
    方法を考えています。 北海道新幹線が札幌まで伸びる
    ようですが、トンネルだらけの電車に乗る気はしません」
                    ─── 村人・A
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

   乗るとしたら、東から西、西から東のどちらからがいいです?
   私はやはり西から、モスクワからウラジオストックがいいなぁ。
                *
   若い頃、シルクロードも旅してみたいという夢がありました。
   その時も、やはり西のトルコ辺りから砂漠を通り中国でしたね。
   どうしても終着は、日本に近づくようです。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    「爺、BSの『竜馬』観てる? 見てない? 見なさい!」
                       ─── 仙台姫
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

          見てますよ、途中からですがね。
                *
        姫、この番組、前に観たことありますよ。
       姫も観たはず。酒がまわった時間帯の放送
       だから、忘れてるんですよ。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

     「爺、まだ起きてる? ドラマだけどさ、途中までは
     前に観たものだったけど、後半は違うようなんだな」
                *
     「変なドラマ。NHK、製作費を渋ったな。 後半を
     変えて、ドラマ2本作っちゃった?」 
                       ─── 仙台姫
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

      後半、今まで知られてなかった手紙が出てきた、
     という話しだったようなドラマだったですよね。
     爺が酔っていたわけじゃなかった訳だ。それとも
     二人とも酔ってたか?

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

       「おじさん、フィヨルドが出てきましたね。
      私も北欧に憧れます。 東北で生まれ育った
      からでしょうね」
                *
      「『抒情小曲集』聴きました。夜、眠るとき
      枕元で聴きたい曲になりました」
                     ─── 小姫
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

       むかし、『ソング・オブ・ノルウェー』という
      映画がありました。グリークの青春時代を描いた
      ものですが、映画としてはいまいち。でも機会が
      あったら御覧なさい。

Filed under: お便り,季節、四季,日常生活,音楽、美術  タグ: — tomi 09:57

隠し持っている

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  今朝7時の山荘の気温 -3.6℃、晴れ。積雪:30~40cm。

 日付が変わる頃には-12度まで下がったようです。 その後急激に
気温が上がったのは、風向きのせいかと思われます(北➙南)。
               *
 会う人ごとに「今年は冬が早いね」とか「クリスマスの頃まで雪が
積もらない年もあるのにね」とか言う。長い冬がいつから始まるのか
に関心があるのは、もちろん冬が好きなのではなく、抗えない自然に
対する諦めに似た感情で、どこかに ‘ したたかさ ’ も隠し持っている。
               *
 気温が高く水気の多い雪は見た目には美しいが、木の枝にとっては
生き死にの境で耐えてる姿でもある。雪の重みでいつ折れてしまうか
必死に耐えている姿を、私たちは美しいと喜ぶ。そんな残忍な視線を
残忍とは思わずに隠し持っている。

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  「爺、お晩でガンス。『壬生・・・』観てからつい南部言葉が
 出てしまうよ。こんど小姫の祖父ちゃんに教えてもらおうかな」
                        ─── 仙台姫
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  「盛岡の桜は石ば割って咲ぐ。 盛岡のコブシは、北さ向いても
 咲ぐのす。んだば、お主らもぬくぬくと春ば来るのを待つではねぞ。
 南部の武士ならば、みごと石ば割って咲げ。 盛岡の子だれば北さ
 向いて咲げ。春に先駆け、世にも人にも先駆けて、あっぱれな花
 こば咲かせてみろ!」

    映画のなか、中井貴一のセリフですが・・・泣けますね。

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

   「爺、まだ起きてる? 前に岩手県の民謡で牛のお尻を鞭で
  叩く・・・みたいなの書いてたよね、アレ何だっけ?」
                        ─── 仙台姫
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  たぶん『南部牛追い歌』じゃないかと。南部地方の民謡ですが、
 フランスの二人の音楽家がフルートとハープで演奏したレコード
 がありました。フルートが曲間で ‘ ピリッ!’ と高い音を奏でる
 のが、まるで牛の尻をムチで叩くようで、哀しい響きでした。
  ネットで頭の部分だけ視聴できます。

       ジャン=ピエール・ランパル(フルート)
       リリー・ラスキーヌ(ハープ)

Filed under: お便り,テレビ、映画,季節、四季,音楽、美術  タグ: — tomi 08:12

(休欄)

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   今朝8時の山荘の気温 -8.2℃、晴れ。 積雪:10cm。

  日付が替わるころ -13度まで下がったようです。12月に入った
 ばかりなのに、もうこの寒さ。 この欄、しばらくお休みします。

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Filed under: 季節、四季  タグ: — tomi 08:38

雪のアート

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     今朝7時の山荘の気温 -2.5℃、曇り。 積雪:30cm。

   毎年冬の初め、写真のような雪のアートが見られる。場所は倉庫の壁。
  山荘が出来たばかりのころ、手作りの看板を町道からの入り口に掲げた。
  だが余りにもみすぼらしいという声があがり、代わりのものを立てたが、
  最初のその看板を捨てるに忍びず、倉庫の壁に、少し斜に構えて張った。
   その看板に、どうしてなのか毎年雪のヒモが垂れ下る。自然現象とは
  思えない何らかの意思がありそうで、ほほえましい。

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     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

     「山荘の猫は普通の猫ではない。普通の猫は雪道を嫌い、
    堂々と歩かない。不思議な猫」      ─── 村人・A
 
     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    ネコ科の動物は、熱帯・亜熱帯育ちなので、寒さへの順応性は
   弱いと思ってましたが、アムールトラなど、シベリア極東の地で
   生息してる仲間もいますので、猫も元来は寒さに強いのかも知れ
   ません。人間が甘やかして、家内で飼いすぎたかも知れませんね。

     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  「おはよう、爺。 先週の『赤ひげ』だけど、‘ おゆみ’ が哀れだよな~。
 心の病が治ってきたら、自分の犯した罪に目覚め、自ら命を絶とうとする。
 私たちは何のために治療をしてきたのかという保本の苦悩にジンときたよ」
                 *
  「昔の医者は内科や外科はもちろん、精神科・神経科もやってたんだね。
 赤ひげが、保本、お前診てこいと言った言葉には、医者は心の病も見落とし
 てはいけないってことなんだ?」            ─── 仙台姫

     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

   赤ひげが、「保本、おまえ診てこい」という時は、保本になにか
  教えたい、経験させたいという意図があるんですね。そんな師弟愛
  が溢れてます。
   原作があり、それを元にしたシナリオがあるわけですが、本箱に
  今からほぼ50年前NHKで1年間にわたり放送されたシナリオ本
  の一部がありました。何人かの脚本家が交代でシナリオを手掛けた
  ようですが、その中の一人は倉本聰さんが担当、後に本として出版
  されたようです(写真・下)。

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   写真・右は、先々週の回『最期の告白』で、匕首で胸を刺し自害
  する場面です。

     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

   「爺、そのシナリオ(原作はたったの8話)で生まれた放送が
   50回近くも続いたってのが驚き。
   今どきのTV放送界、安っぽい番組ばかり、白痴化シチョル!」
                         ─── 仙台姫
     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

     ‘ 白痴化シチョル! ’ と言われると話しづらいんだけど、
    遠いむかしの高校一年生のときだった。 入学してすぐの
    席替え、前の席に大柄な女の子が座りました。美人でした。
    その子が事あるごとに後ろを振り向き、話しかけてくる。
    ドキドキの毎日でした。
     ところが、それから間もなく、突然退学してしまった。
    東京に移り、俳優養成所に行くんだとかで。
     彼女の出身地は(若い人は知らないでしょうが)往年の
    映画界の大女優・山本富士子さんの御主人(ギターリスト
    で古賀政男のお弟子さん)の出生地。その人を頼って女優
    の道に進みたかったようです。
     数年経ち、テレビで『赤ひげ』を観ていたら、どこか
    見覚えのある顔。保本登の許嫁の妹 ‘ 天野まさを’ 役で、
    高校生の時のあの子に違いないとワクワクして観ていた。
     時はまた過ぎ、それとなく最近ネットで調べてみると、
    年齢は合うが、『赤ひげ』の彼女は東京生まれ。人違いで
    あったことが判明。そして、その人違いの女性は50才で
    病没していた。
     人違いではない、前の席からたびたび笑顔で振り返った
    あの同級生、今どこでどうしてるんだろう、健在だろうか。

     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    「爺、思い出に浸ってるのは分かるけどさ、今夜8時から
    BS・11で大原麗子さんやるよ。爺の時代のアイドルなん
    だろう?」               ─── 仙台姫

     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

           知らんかった、ありがとう。
         アイドルなんかじゃない、女神だね。
                 *
      「サントリーレッド」、あの頃よく飲んでたっけ。

Filed under: お便り,テレビ、映画,動物,季節、四季  タグ: — tomi 09:34

まだ11月なんだから

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     今朝7時の山荘の気温 3.8℃、雨。 積雪:ほぼゼロ。

   暖かい朝です。 夜中に掛け布団から足を出し眼が覚めたほど。
  写真は数日前、11月としては珍しく激しく雪の降る光景です。
                 *
   早々と根雪になるかと思った積雪もあらかた融け、まだら状態。
  道路上の雪は残っていても、林の中は地面が黒々と露出している。
  樹木の根が出す生体温度(?)で、表面が暖かいのかも知れない。

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     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

     「おじさん、おはようございます。こちらも雪がほとんど
    解けました。11月に20cmも積もるのは珍しいそうです」
                 *
     「『吉里吉里人』なかなか進みません。 難しい部分も多い
    です。たぶん、井上ひさしさんが書いた当時の世相が分から
    ないと難しいんでしょうね」
                 *
      「おじさんは、本、いま何をよんでますか?」
                       ─── 小姫
     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    おじさんが30才頃なので、昭和50年代(1980年頃)
   の本です。そうですね、当時の世相が分からないと理解し難い
   部分もあるでしょう。どこまで読んだか知りませんが、たしか
   日本医師会の会長との討論場面が出てきます。「パワフル太郎」
   というボス的な会長ですが、この方は実名「武見太郎」という
   当時泣く子も黙るという日本医師会の会長をモデルにしてます。
   もう他界してますが、ご子息は政治家で、テレビ番組にもよく
   出てました、父親にそっくりな顔で。
    そうですね、当時の政治・経済・社会情勢が分からないと、
   理解しにくいでしょう、読み飛ばしていいですよ。大切な事は
   東北の小さな村が日本から独立するという事。最先端の医療を
   売りに世界中から患者を集める。日本の将来の一つの方向を
   指し示しているようで、その先見性に驚きます。
    おじさんは、今は磯田道史さんの文庫を読んでいます。もう
   たぶん、残り時間が多くないので、これからは宮沢賢治を読む
   つもりでいます。明日、旭川に所用で出かけますので、ついで
   に文庫本をたくさん買ってきます。終末の楽しみです。

     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

      「暖かい休日ですが、雪で遊ぶ子供は一人も見えせん。
     雪だるま作りや雪合戦やカマクラ遊びは全身が濡れるから
     嫌いなのでしょう。
      雪の上に土俵を作り三人相撲をした事があります。強い
     一人を二人で押しだし、残る二人は仲良くコケたり、子供
     の遊びが際限なく広かった時代があります」
                       ─── 村人・A
     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

     気温も-20度ぐらいの真冬になると、雪が手で固まら
    ないので雪玉が作れず、雪合戦が出来ません。カマクラを
    作るにはホースで水を撒かないと、雪が崩れてしまいます。
    ここ美瑛でカマクラを作るのは、大変な作業です。
                 *
     中学一年生のときの、HRの時間だったか道徳の時間に、
    担任の先生を説き伏せ、男女対抗の雪合戦をしたものです。
    まだ男女の体格差がそれほど無かったので、女の子も嬉々と
    して雪玉を男子に投げつけてました。
     クラスに好きな女の子がいて、わざと雪玉を投げ損ねたり
    逃げたりすると追ってきたりして・・・なつかしい思い出も
    あります。

Filed under: お便り,天気、星空,季節、四季,本、小説、詩  タグ: — tomi 08:35

たぶん、もう、根雪?

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                      (フェンネルの上に)

    今朝7時の山荘の気温 -6.8℃、小雪。 積雪:15~20cm。

  玄関先のタイヤ跡が消えているので、昨夜また新たに雪が積もった模様。
 雪かきをするほどの積雪ではないが、除雪機の整備が遅れているので不安。
                  *
  どのくらい雪が積もったかというと、以前は木の棒に簡単な目盛りをつけ
 雪の中に刺して測っていたが、外に出るのが面倒だし、体にもよくないので
 今は目見当。 美瑛のアメダス観測所より、(気持ち)いくらか多い。

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   庭のデッキプレートの上の丸太(直径:約30cm)、灯油タンクの
  上に積もった雪などで、おおよその測定。

     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

      「おじさん、おはようございます。 一関のお祖父ちゃん、
     カゼをこじらせ、検査のためという名目で入院してました。
     元気でした。 お酒が飲めないので不機嫌でしたけれど」
                  *
      「録画しておいた『赤ひげ』、昨夜観ました。 テンポが
     速くて、えっえって感じ」
                  *
     「でも最後のあのシーン、即死だと本には書かれてますが、
    胸に刺さった短刀を抜いて後を追わないでほしいという意味が
    含まれていて・・・泣きました」       
                  *
     「お姉ちゃんへ、『赤ひげ診療譚』読んでるんですってね。
    うれしいです。 感動を共有できる人が傍にいるのは幸せです」
                          ─── 小姫
     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

      「『人に話を訊くときには自分の意見ぐらい持て』、
     赤ひげさんの言葉ですが、前におじさんに何か相談した
     時にも言われたことがありました(笑)」  ─── 小姫

     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

     若いころ感銘を受けた言葉が、頭のどこかに刷り込まれて
    いたんでしょう。あの頃は夢中で周五郎さん読んでましたから。

     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

      「爺、アチキも仲間に入れとくれ。『病気を治すだけが
     医者の仕事じゃない』─── 赤ひげさんの言葉だけど、他に
     医者の仕事って何があるんだよ~」    ─── 仙台姫

     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

      ‘ 人に意見を求めるときは、自分の意見ぐらい持ちな ’

     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

      「山本周五郎が描く登場人物は、本当に目の前に出て
     来そうな感じがします。『日本婦道記』を読んだら本当に
     出てきました」           ─── 村人・A

     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

      「昼間の話しだけど、お酒で酔っちゃう前に言うけどさ、
     つまり、医者は人は見ずに病気だけ診るっていうアレか?」
                  *
      「どうしてそういう病気になったのか、病気になる前の
     生活に問題があるんじゃないかってこと?」
                  *
      「人は突然病むんじゃなくて、徐々に心も体も蝕まれて
     ゆく。そこには貧しさもあり無知もあり、淋しさや悲しみ
     も有るってこと?」
                  *
      「そういうことを赤ひげは、保本や森さんに教えたかった
     って事か?」               ─── 仙台姫

     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

       酒飲みながら、まともに考えたわけだ。小姫がなんと
      言うかな。
       病を得て人は生きる哀しみを知る。悲しみと病は同居
      しやすいって事を赤ひげは教えたかったんじゃないかな。
      病は医術で治せても、患者の心の奥の病巣を見つめる事
      も大切だって、二人に教えたかったと思いますがね。

     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

       「おじさん、おばんです。盛り上がってますね。
      お姉ちゃん、さすが年の功ですね。 私もそこまでは
      気づきませんでした」
                  *
       「おじさんが教えてくれた、遠い昔にNHKで放送
      された『赤ひげ』、今度オンデマンドで観るつもり
      です。楽しみです」          ─── 小姫

     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

       観てもいいけど、泣くなよ・・・泣いてもいいけど。

動きのない世界

 131109-1
                      131109-2

    今朝7時の山荘の気温 -0.8℃、雪。 積雪深:10cm。

   上の写真は10日ほど前のもの。
  でも今朝は昨夜からの雪で、一面モノクロの世界です(写真・下)。

 DSCF7016  DSCF7015

          DSCF7017

    気温の数値としては、それほど低くはありませんが、視覚的には
   -5度ぐらに感じられます。 風で木々が揺れているのも影響してる
   かも知れません。 動きのないモノトーンの世界からは、皮膚感覚と
   しての温度は感じにくいのかも知れない。
    毎夜、夜遊びに出かけるミーシャ嬢、いつも明け方まで戻らない
   のに、昨夜は1時間ほどでご帰還。 雪の上は冷たいという事は昨年
   学んだはずなのに・・・暖かい窓辺でようやく思い出した様子。

       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

     「爺、小姫のお祖父ちゃんだけどね、風邪をこじらせて入院
     したんだけど、念のためだって。 高齢だからね」
                  *
    「『一人前のお医者さんになるまで長生きしてね』って小姫が
    言ったら、祖父ちゃん照れ臭そうに肯いてたってさ」
                  *
     「仙台のお姉ちゃん(アチキのこと)が、『 また一緒にお酒
     飲みたいって言ってたよ』って余計なこと言うと、祖父ちゃん、
     目をカッと開いて『オ~オ~ッ!』だって」
                          ─── 仙台姫
       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    一関のお祖父ちゃんには、姫とお酒は強心剤かビタミン剤代わり。

           DSCF7020

    日中、気温が上がってきたため(午後1時6℃)、思ったより
   早く雪は解けてきました。 ミーシャ嬢も散歩ですかね。

  DSCF7019-001  DSCF7018

Filed under: お便り,動物,季節、四季  タグ: — tomi 10:20
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