『 蝉しぐれ 』

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      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

     「おはよう、爺。 昨夜、『蝉しぐれ』の最終回、再び
     観たんだけど、二人の逢瀬、そのあとの別れのシーン、
     泣いたね(三十路女を泣かすんじゃないよ!)。
                  *
      「お福(水野真紀)さんのセリフ ───

      『 文四郎さんのお子がわたくしの子、わたくしの
      子が文四郎さんのお子であるような道は、なかった
      のでしょうか 』

       アチキも、こんな言葉使ってみたいよ」
                  *
      「ところで爺、お福さんが別れ際に櫛を置いてゆく
      よね。櫛は女の命、その命を置いて行くってことな
      んでしょう?」         ─── 仙台姫

      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

      そうでしょうね。これから仏門に入り、髪を下ろさな
     ければ(剃髪)ならない。そうなれば、もう櫛は不要な
     わけで、ある意味、もう女ではなくなる。その最後の女
     の形見を受け取ってほしいという・・・泣けるよね。
      どうでもいいことだけど、水野真紀さんは当たり役で
     したね。 原作を読んだ時は、どうも「お福」のイメージ
     がわかなかった。
      どうでもいいことだけど、主題曲もいいね。

      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

      「主題曲『遥かな愛』、いい。 今度カラオケで
      歌おうかな。でも後半のサビの部分 ───

         ♪ 花を抱きしめ 踊りだすのよ
                  あなたと 一緒に

       音程が高い! ここだけピッチ低くしたら不気味
      だしな~。小姫が夏休みに帰ってきたら相談しよう」
                      ───仙台姫

      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

         それより、小姫が夏休みに帰ってきたら、
        クラリネットで伴奏してもらいな。ピッチ
        少し下げてもらってさ。
         カラオケに、ピッチ下げる機能もあるん
        じゃないの?

      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

      「おじさん、おばんです。お姉ちゃんからのメール
     で 『蝉しぐれ』というドラマの主題曲『遥かな愛』
     の伴奏するようにと」
                 *
     「先ほどからネットで調べてましたが、いい曲ですね、
     採譜も終わりました。ピッチを下げると歌いやすいか
     も知れませんが、それだと曲の良さが失われます」
                 *
      「大丈夫、少し発声練習すれば歌えます。 それには
     お酒を控え、肺活量を増やす呼吸訓練すれば何とかな
     ります。 私もその本、読んでみたいです」
                      ─── 小姫

      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

     蛇足ですが、おじさんもネットで調べたらフラット(♭)
    が3個ある譜面の一部を見つけました。小姫なら、音を探
    せば分りますよね。
     授業についてくのが大変な様なので、原作本を読むより
    お姉ちゃんの所に、だいぶ前NHKでテレビドラマ化した
    のが録画してあるそうです。夏休みに観せてもらいなさい。
     小姫のクラリネット伴奏でお姉ちゃんの歌う『蝉しぐれ』、
    おじさんもぜひ聞きたいですなぁ。

Filed under: テレビ、映画  タグ: — tomi 10:38

鶴岡~海坂藩

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            今朝7時の山荘の気温 15℃、晴れ。

       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

      「おはよう、爺。昨夜の地震だけどね、仙台も小姫のところも
      揺れは少なかったから、心配いらないよ」
                    *
      「ところで、山形の鶴岡っていったら、藤沢周平の小説に出て
      くる 『海坂藩 』だよね?」         ───仙台姫

       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

       奥羽山脈で分かれてるから、仙台までは揺れは届かなかった
      んだろうね。
       鶴岡って聞いて、『海坂藩』 が出てくるところは、さすが
      藤沢ツウです。
       昨夜、地震のニュースの時、『蝉しぐれ』 で 「おふく」が
      坂道を、遺体を載せた大八車の後を押す場面がふと思い浮かび
      ました。 鶴岡── 海坂── 蝉しぐれ、と、意識が勝手に巡った
      ようです
      

Filed under: お便り,テレビ、映画  タグ: — tomi 07:44

辰子さん

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                          (サンピラー)

     今朝5時の山荘の気温 -25.7℃、晴れ。 積雪:45cm。

    連日の-25度越え。夜更けにトイレに起きると、窓に驚くほどの星が
   映っていた。その窓の内と外では、温度差は50度近い。
    その昔、開拓時代の人々は、この寒さをどう乗りきったのだろう ・・。
                    *
    『氷点』の辰子さんが亡くなられた。 ご冥福をお祈りいたします。
   「市原悦子」さんといえば、三浦綾子さんのデビュー作・『氷点』がTV
   ドラマ化されたとき、踊りの師匠・辰子さん役で登場していた。わたしが
   まだ高校生の時だった。 芦田伸介、新珠三千代、北村和夫、・・・もう
   当時の俳優さんたちは、みな鬼籍に入っている。
    ポンポンとものを言う男っぽい役柄だった。『氷点』の舞台は、旭川市
   郊外。美瑛からは近い。

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    「今朝は旭川市郊外で-29度ですが、美瑛も連日の-25度以下で、
    毎年この時期は改めて驚きます。
     札幌でも-10度以下になると、早朝、聞こえてくるスズメの鳴き声
    が消えてしまいます。 集団で、何処かの屋根裏で暖まっている筈です。
     外気が-30度を下回ると、飛び出したスズメが温度差で落ちてくる
    ことがあります」               ─── 村人・A

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    「村人」さんからの久しぶりのメール。最後の「飛び出した・・」は、
    相変わらずの・・・いつもの ‘ マユツバ ’。

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

       「おはよう、爺。 久しぶりの『村人・話し』、快調だね。
      村人さんもアキレス腱切ったそうだけど、これもマユツバ?」
                          ─── 仙台姫

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

         本人が切れたと言ってますから、切れたんでしょう。
        でも、車を運転して仕事してるそうですから ・・・?

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

       「おじさん、おはようございます。『氷点』読んだことあり
       ますが、あの日本舞踊家の『辰子』さんを、市原悦子さんが
       されてたんですね。小説読んでたときは、イメージが湧かな
       かったけど、言われてみれば、ピッタリ合いそう」
                    *
       「辰子さんの、あのポンポン、男の人みたいに小気味よい
       しゃべり方が好きです。主人公の陽子役の方はまだ存命なん
       ですか?」               ─── 小姫

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

       「内藤洋子」という女優さんが演じてました。結婚されて、
       米国に移住し、名も「喜多嶋洋子」に。 娘さんも女優で
       「喜多嶋舞」として活動してましたが・・今は知りません。
        若い頃、オジサンもフアンでしてね、『華麗なる闘い』
       (有吉佐和子・原作『仮縫い』)とか、『地獄変』(芥川
       龍之介)などの文芸ものにも出演されてましたよ。
        今も健在なようです。たぶん米国で、市原さんの訃報を
       聞いたことでしょう。
                    *
        この欄・左横の「月を選択」から、2016.7/7「大
       陸的」を探して下さい。 小姫のメールも載ってますよ。

Filed under: お便り,テレビ、映画,天気、星空  タグ: — tomi 05:37

カタクリ

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                       (カタクリの花)

         今朝7時の山荘の気温 18.8℃、晴れ。

   この春一番の暖かい朝ではないでしょうか。 いつもは朝寝坊のネコが、
  まだ暗いうちから窓際で、外に出たいと鳴いておった。
                  *
   植物の花は、おおかた上を(大空を)向いて咲く。理由はいろいろある
  だろうが、カタクリは下を向いて咲く。人はその理由をつい思い、哀しい
  話しを創りたがる。地中に眠る、亡き子を想っているのだろうかと。
                  *
   司馬遼太郎さんの本(『竜馬がゆく』)を読んでいる。10代、30代
  そして今と、3度目になる。
   司馬さんのエッセイで思い出す。政治家の演説を聞いていて(講演会に
  招かれて)の一言 ───、「あの人も、黙っていればいい人なんだが・・」。
  政治家は言葉を駆使し、しゃべる事が職業。 ほかに取り柄はないのにね。

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

         「受刑者の逃走や罪人を応援しませんが、
        ‘ 海を泳いで渡った・・・’ と言うのが凄い。
        親鸞は『善人往生をとぐ言わんや悪人をや・・』
        と説いていたけど、関係ありませんか・・・」
                      ─── 村人・A

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

         読みかけですが、五木寛之さんの『親鸞』を
        少しばかりカジリました。「善人」とか「悪人」
        とかは、どうやら言葉とは裏腹で、悪人は善人に
        なろうと苦悩し、たえまなく努力し向上しようと
        する人。反対に善人は己が悪人であるなど夢にも
        思わない人 ─── そんな感じかな? まと外れかも
        しれませんが。

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

       「爺、テレビ見てるかい? むかし流行った歌謡曲
       4時間だってさ。おやじ、テレビの前でくぎ付けで
       歌っとる、下手くそジャ~」
                   *
        「小姫がね、泣いとるんじゃ。 お父さんが酔って
        よく歌ってたと」        ─── 仙台姫

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

          爺も小さい声で、泣きながら歌っとるわ。

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

       「おじさん、泣きながら歌ってる曲って、な~に?」
                      ─── 小姫
        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

                言えるか。
                  *
        由紀さおりの『夜明けのスキャット』だけどね。
       当時ちょうど20才で、下宿生活だった。 テレビ
       なんか無くてラジオだけ。 そのラジオから深夜に
        ♪ ル~ル~ルルル~。誰が唄ってるんだろうって
       同じ下宿の、ギターの上手い奴と、男同士でコソ
       コソ夜中に真似て歌ってた。
        下宿の食堂のTVで観る機会があってね、初め
       て由紀さおりさんと出会った。軽く目を閉じて歌
       う姿が色っぽくてね・・・まだ二十歳でしたから。

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

       「爺、『神田川』 だけどさ。 親父たちに訊いたら
       あんな貧乏クサイ歌、キライだと言うとった。
        世代の違いなんだろうな」     ─── 仙台姫

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

        だろうな~。当時、『同棲時代』というマンガが
       流行ってましてね、若い男女の性はかなり乱れてた。
       乱れてたんじゃなく時代を先取りしてたかも知れん。
       『神田川』の歌詞は、当時の若者には、ごく自然の
       世界でしたよ。
                   *
        爺も御多分にもれず、そんな青春を送ってました。
       最近グーグルマップで、20代のころ生活していた
       アパートの在った所を探してたら、そのアパートが
       まだ残ってました(近くにあった銭湯は無かった)。
        当時(40年以上前)でも、それほど新しい建物
       ではないのにと、一度訪ねてみたいです。 当時の
       アパートの大家さんは、まだ健在かどうかも・・。
        今夜は、昔のことを思い出し過ぎた。

山荘にも春が

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    今朝7時の山荘の気温 0.0℃、うす曇り。積雪:ところどころ。

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   さきほど、眠い目をこすりつつ撮った写真3枚。名残りの雪が時おり
  積もることはあるようですが、暦どおり春は訪れているようです。
   屋根から落ちた雪が残る建物北側の雪は、例年6月ごろまで残ります。
  雪の消えた前庭にはハーブの「サントリナ」が、雪の重みにもめげずに
  地面にゆったりと枝を拡げていて、けな気でもあり微笑ましくもあり。

       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

      「おじさん、『尾瀬に生き尾瀬に死す』観ましたよ。
      終わりのほうで、息子の ‘ 惣明 ’ さんが誰もいない
      集会所で語る場面、泣きました」
                  *
      「言われなければ、島津斉彬役の渡辺謙さんだとは
       分かりませんね。宮崎美子さんも若くてかわいい!」
                    ─── 小姫

       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

      謙さんが、誕生したばかりの環境庁に乗り込むシーン
     があります。当時、初代環境庁長官は仙台市出身の大石
     武一さんという、東北大学医学部出身のお医者さんです。
     小姫が生まれた頃には、まだ存命だったはずです。気骨
     のある方でしたよ。ドラマでは芦田伸介さん(故人)と
     いう有名な俳優さんが演じてます。
                 *
      蛇足ながら、「芦田伸介」さんは、小姫も読んだこと
     のある『氷点』のTVドラマ版で、主人公・陽子の父親
     辻口啓造・役を演じてました。

       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

      「爺、テレビでさぁ、池上彰さんの『現代史を歩く』
      やってんだけど、観てる? 同じ世代でしょう?
       観てない? 観なさい!」    ─── 仙台姫

       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

       見てますよ。池上さんたちとは同じ世代ですからね。
      それに同じ時期に東京にいましたから、懐かしいです。

       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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      小姫へ。いつものコラムですが、君に読ませたくてね。

Filed under: お便り,テレビ、映画,季節、四季,山荘周辺  タグ: — tomi 09:45

(休)

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      今朝8時の山荘の気温 0.3℃、雪。積雪:60cm。

    雪雲が流れてくるんでしょう、ときおり激しく雪の降る朝です。

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
        「おじさん、おばんです。『幸福の黄色いハンカチ』
       いまテレビで観てます。北海道が舞台、お姉ちゃんは
       もう何度も観たそうです」
                  *
       「お姉ちゃんの話しでは、ラストシーンは泣けると」
                        ─── 小姫
        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

      『フーテンの寅さん』で有名な渥美清という役者さんが
      お巡りさん役で出てきます。チョイ役ですが、いいですよ。

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

       「爺、若い娘を泣かすんでない! 黄色いハンカチ見た
      瞬間、もう声上げて泣いてたゾ!」
                  *
       「アチキも、もらい泣き。何度も観てるけど、『あっ、
      もうすぐ、あの黄色いハンカチがッ!』って」
                  *
      「小姫 ─── 『お姉ちゃんも泣くんだ?』。 泣くワイ!」
                        ─── 仙台姫

Filed under: お便り,テレビ、映画,天気、星空  タグ: — tomi 08:59

空は春

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            (今朝8時頃の東の空)

   今朝7時の山荘の気温 -9.2℃、うす曇り。積雪:80cm。

   ここ数日の暖かさで雪解けは一気に進んだが、今朝はまた冬の
  寒さに逆戻り。私道は、融けたりまた凍ったりを繰り返し表面が
  ガリガリ状態に。こうなると除雪機もお手上げ、タイヤチェーン
  でも着けないと、私道の坂道を車で走るのは大変危険です。
   青空が広がってきた。やわらかいスカイブルー、空は春ですが。

      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

      「おはよう、爺。体調どう? 元気になってきた?
      ヤブに訊いたらね、セカンドオピニオンを探したら
      どうかって言ってた」
                 *
      「仙台にはいい病院あるからさ」 ─── 仙台姫

      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

       ありがとう。暖かくなってきたら体調も戻るかも
      知れないから、・・・もうすこしね。

      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

       「おじさん、おはようございます。・・・・。
       今朝の『折々のことば』、すてきです」
                 *
       「 ‘ 俺はなんにもおしえてあげられない ’ と
       授かった我が子に涙する男性」
                 *
       「小学校もろくに通えず、・・でもそれから
       夜間中学に通い始める・・という話し」
                 *
      「おじさんと感動を共有できるのが嬉しいです」
                      ─── 小姫

      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

        「今日の 『天声人語』 の長い箸の話し。
        なるほどねって、いつも感心させられます。
        また時々送ってくださいね」  ─── 小姫

      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

        お姉ちゃんが首を長~くして待ってるから、
       早く帰ってあげな。

      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

         「爺、アチキにも見せてくれョ~!」
                   ─── 仙台姫

      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

         法律違反なんだからね、共犯者になるぞ!
       読み終わったら連絡して、すぐ削除するから。
      
            (写真2枚、先ほど削除)

         姫、ネットでも見ることできますよ。

      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

         「爺、読んだよ、泣けるね。 箸の話し、
         なるほどねって感じ。 消していいよ」
                   ─── 仙台姫

      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

       「おじさん、教えていただいた、昨夜・深夜の
       番組 『100年後の遠野物語』を、今夜観ます。
       楽しみです。 おじさんはもう観たんですか?」
                      ─── 小姫

      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

       おじさんも録画したままで、まだ観てません。
      そだね~ 長いですからね、体調を整えてからで
      ないとね。
       漫画家・水木しげるさんの妖怪が案内してくれ
      るそうですよ。

Filed under: お便り,テレビ、映画,天気、星空,季節、四季  タグ: — tomi 08:45

今朝の 雪

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     今朝7時の山荘の気温 -3.0℃、雪。 積雪:80cm。

 昨日より新たに10cm以上の降雪。この冬は例年より積雪量が多いかと
数年前からたどってみると、それ程でもない(1m以上積もる年もあった)。
嫌な事は、体も気持ちも過大評価するらしい。
                 *
 北陸・東北の日本海側の大雪のニュースを見ていると、北海道との違いが
目立つ。まずは雪質、水気が多く重そう。屋根の勾配が割とゆるやかなので
積った雪が自然落下しづらい。だから屋根に上がって、雪下ろし作業をする
のも肯ける(北海道では屋根の雪下ろし作業をする光景はあまりない)。
                 *
 さすがに伝統的なカワラ屋根はもう無いんだろうが、古都京都の瓦屋根に
積もる雪景色は郷愁をそそる。東山魁夷さんの『年暮る』、何時間でも観て
いて飽きない風情。 冬、雪、わるくない。

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        (東山魁夷『年暮る』、ネットより拝借)
                 *
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    今朝7時ごろの山荘周辺。粉雪が絶え間なく降り続いています。

     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    「おじさん、おはようございます。東山さんの絵、大好きです。
    青色がこんなに豊かにあるなんて驚きです。特に深い青が好き。
    どういう名前の絵具なんですか?」       ─── 小姫

     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

     岩絵の具という日本画独特の顔料で「群青」という色です。
    油絵の具で似ている色はウルトラマリン・ブルーでしょうか。
    プルシャン・ブルーとか、サファイア・ブルーといった黒に
    近かったり、深い青緑がかった色だったり、青は人の心情を
    表すのに便利な色合いなんでしょうね。
     ときおり絵も描いてますか? おじさんももう少し時間が
    有ったら、日本画を勉強したかったです。

     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

      「爺、オリンピックのフィギアスケートで、ロシアの
     メドベージェワが使ってた曲、アレ何だ? 前にどこかで
     聞いた記憶があるんだけどさ」      ─── 仙台姫

     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

     先ほどまで外で除雪作業してたもんで、何のことやら?
                 *
     テレビ点けたら録画やってたよ。カワユイ女の子ですな。
     曲はショパンのノクターン(20番・遺作)です。原曲は
     ピアノなんですが、ヴァイオリンもいいですね。
     ‘ 前に聞いた記憶 ’ があるはずです。倉本聰さんのTV
     ドラマ『風のガーデン』の主題歌で、平原綾香さんが歌詞
     をつけて歌ってましたから。『戦場のピアニスト』という
     外国映画にも使われてましたよ。
                 *
      イタリア映画『ひまわり』に出演してたロシアの女優。
     女子スケーターを見ていて、ふと思い出した。
                 *
       ネットで調べたら(暇つぶし)、左・下の写真。
       リュドミラ・サベーリエワ(女優、当年76才)。
       右はメドベージェワ。・・・似てないワ。

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     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

     「爺、遊んでるんじゃないよ。今日、月命日で思い出し
     たけど、震災のあと、仲道郁代さんというピアニストが
     被災地にやって来てさ、演奏してくれたんだよ」
                 *
     「小姫も感激してね。その時の曲が、そのショパンの
     その曲だった。小姫、その曲をクラリネットで一生懸命
     練習してさ。あの曲は泣けるよ、悲しみをもった者には」
                      ─── 仙台姫
     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

       「おじさん、お晩です。おじさんとお姉ちゃんが
      音楽の話、それもショパンなんて驚き!」
                 *
      「私も今朝、フィギュアスケートのロシアの女性の
     演技見ましたけど、あの曲はやはりヴァイオリンでは
     なく、元のピアノでなくてはいけないと思いました」
                 *
      「音が切れ目なく流れるのではなく、一音一音が
      連なるのに 意味がある・・・というか、説得力が
      有るような気がします」
                 *
       「ショパンの曲は、感情に流されるのではなく、
      一音一音に意味を込めているように思われます」
                      ─── 小姫
     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

       なるほどね。感情に浮き沈みするような曲では
      ないってことだね。音楽史の中にショパンがもし
      いなかったらとても味気ない。私たちはショパン
      を持ったことを誇りに思わんとね。

-24.6度の 朝

  DSCF7314    DSCF7315

      今朝7時の山荘の気温 -23.9℃、晴れ。積雪:70cm。

    明け方まだ暗いうちに眼が覚めると、猫が我が腹の上で体を丸くして
   寝ておった。 それほど冷え込んだかとネットで調べたら -24.6度。
   「猫・温度計」もバカにならない。
    明け空、それに続く日の出を写真に収めた後、こらえきれず濃いめの
   不凍液を流し込み、昼ごろまで寝てしまった。

  DSCF7319    DSCF7318

      画面に見える一筋の足跡は、たぶん野鳥のものと思われます。

  DSCF7321    DSCF7316

       気温が低いせいでしょう、雪片の一つ一つが粒状化し、
       陽の光を受けてキラキラ輝いておりました。

  DSCF7317    DSCF7320
                   *
    日曜朝のTV番組(サンデーモーニング)で、フォトジャーナリスト
   安田菜津紀さんの言葉が印象的でした。

       「武器の構え方ではなく、下ろし方が大切・・・」

    ‘ カンボジアを中心とした東南アジア、中東、アフリカでの貧困問題
   など現地取材している ’ (ネットより)若い女性。

    日本にも似たような言葉がある、「ふり上げた拳の下ろし方が・・」。
   メンツといえば軽々しい気もするし、滑稽ではあるけど、大切ですね。

       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

      「爺、お晩でゴワス。『西郷どん』だけどさ、将来、隆盛の
     奥さんになる ‘ 糸さん(黒木華)’。あの雨漏りの話しの時の
     あの奥さんか? 龍馬が夜中に聞いたっていう・・・」
                         ─── 仙台姫

       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  

       だと思うよ。隆盛は3度結婚してるらしいけど、前の2人
      とはうまくいかなかった。糸さんとは、西南戦争が無ければ
      長く添いとげたかもな。
       龍馬の話しだけど、調べたら史実らしいよ。龍馬が薩摩の
      西郷の家に泊まった時に、夜中に隣の部屋で奥さんが亭主の
      隆盛に、「家が雨漏りがして困ります。何とかして下さい」。
      すると亭主の隆盛が 「今は日本国中が雨漏れしておる」 と
      言ったらしい。司馬さんの『竜馬がゆく』にもありましたね。

       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

        「おじさん、おばんです。 心配しましたが、美瑛は
       大雪にならずによかったですね。
        お姉ちゃんとの歴史の話し、うらやましいです。私
       も仲間に入りたいけど、・・・ 時間がほしいです」
                          ─── 小姫

       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

         小姫には、これからいっぱい時間が有りますよ。
        無理せず、焦らないで。

Filed under: お便り,テレビ、映画,天気、星空,歴史  タグ: — tomi 15:13

病院の中庭

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           IMG_20180129_092103

      今朝7時の山荘の気温 -13.2℃、曇り。 積雪80cm。

   一昨日、定期検診で地元の町立病院へ。いつもは気づかずにいた中庭が
  京都の石庭に似た風情、思わず手持ちの携帯(ガラケイ)で撮った写真。
  小さな虫穴ほどのレンズで、よくまぁこれほど撮れるものだ感心。
   場所は大勢の患者さんの待合いコーナー横。でも誰一人眺めようという
  者はなく、当たり前だけど、体に不調を抱える人にとっては無機質な遠い
  空間。そういう自分も、今まで何度も通ったこの場所に、ふと目を止めた
  のはなぜなんだろう。 心にゆとりが出来たわけではないのに。
                   *
    昨日のテレビ番組(BS・日テレ)で、とても懐かしい顔に出合った。
  『スター波乱万丈列伝』という番組に、女子スピードスケート選手だった
  橋本聖子、岡崎朋美、両元選手の当時の監督・コーチだった長田照正君。
  どうして「君」づけ呼ばわりするかというと、彼は私の高校時代の同学年
  だった。当時から優秀なスケート選手で、国体に出場する学校の壮行会で
  何度も見送ったことがあった。
   同い年なのに、とてもいい顔つきの歳の取り方をしている。少しばかり
  絵を学んだせいか、顔つきで、その人の生きた年表が分かるようになった。
  額のシワ、眉間のシワがとても美しい。スポーツをやってきた者の精悍さ
  は眉間のシワに現れるようだ。
   あれからもう50年も経つ。身近に話した事もなかったが、なんとなく
  これから生きる張り合いができた。

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

        「おはよう、爺。その番組、再放送は無いの?
        二人は富士急ハイランドに所属してたんだよね」
                      ─── 仙台姫

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

        調べたら、再放送は無いみたいですが、ネットで
       いつでも見られるようですよ。

        「スター波瀾万丈列伝 ~出逢いと分岐点~
        第11回 岡崎朋美 180130 …」(約45分)

       「富士急ハイランド」 でスケートしたことある?

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

       「あるよ、子供のころ。御殿場からだと峠を越えて
      1時間ほどだからね。 コーナーワークなんか今でも
      上手いもんよ」         ─── 仙台姫

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

       姫はほんとは男じゃないの。股間を調べてごらん。
       爺の子供の頃はスケートリンクなんか無かったから、
       もっぱら河口湖で滑ってました。当時は今より寒く、
       湖が全面結氷した事もありました。対岸から牛車が
       氷の上をミシミシいわせながら渡って来たものです。

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

     「私も見たよ。彼を何度か遠目に見て、頑張っていたのを
     思い出す。かつてはこわもてで、閻魔というあだ名があった
     が、昨日のテレビで見た彼は、凄く穏やかに見えた。お互い
     同期生、頑張っていこう。・・・」
                   ─── めだかの学校(K)

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

      《注》‘ めだかの学校(K)’ は、同じ高校の同期生。

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

     「スピードスケートの岡崎さんの監督が、担当の同級生と
     聞いてビックリしました。岡崎さんの叔父様(岡崎さん)と
     会社が同じで20年ほど一緒、今も元気に札幌市内で暮らし
     ています。
     釧路市内の公園は、冬になるとスケートリンクになります。
     雪が少なく低温で絶好のリンクになり、岡崎さんはその釧路
     の高校出身です」           ─── 村人・A

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

     仕事で内地との往復にフェリーを使っていた頃、苫小牧港で
     下船し北上して行くと、道路わきに 「橋本聖子生誕の地」と
     いう看板がありました。地元の誇りだったんですね。
     岡崎さんも、そろそろ看板が出てもおかしくないのでは?

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  
      「コリャ、ジジイども。カンオケ片足突っ込んでる連中が
     陽気に盛り上がっチョルのう~」
                   *
      「同世代というククリが無ければ、話題の中に入れない
      という淋しい男どもも、哀れじゃの~」
                        ─── 仙台姫

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

             うるさい! ホットケッ!

Filed under: お便り,テレビ、映画,日常生活  タグ: — tomi 07:32
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