おおよその

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          今朝8時の山荘の気温 23℃、曇り~雨。

     昨夜は蒸し暑く、寝苦しい一夜でした。 いつもなら10度台まで
    下がる気温が、夜が明けるまで20度台。本州ならば熱帯夜だった。
                   *
     美瑛に来る旅人の目を引くのが、丘の上に立つ「一本の木」。なぜ
    二本でも三本でもなく一本なのか。農作業の合間、一休みするための
    木陰づくりのためか、農耕馬を休めるためのものか。
     ある日、土地の人に尋ねたところ、「アレは地境の木」なんだとか。
    つまり、Aさんの農地とBさんの農地との ‛ 大よその境の目印 ’ 。
     別に測量して植えたわけでもなく、あくまでも大よその。
     「おおよその」って言葉、とても美瑛になじみます。

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

        「おはよう、ジイ。朝から大忙し、テレワークなんて
        やってられね~よ! 明日小姫が帰ってくるので朝から
        大掃除」
                    *
        「あの子、帰ってくるといつもクンクン臭いを嗅いで
        大騒ぎ。 少しはお酒の臭いぐらい慣れろよって!」
                    *
        「ジイ、エアコン利かない! Tシャツにホットパンツ
       下着なし。 スースーして気持ちいいけど、誰か来たら
       どうしよう」            ─── 仙台姫

           ・・・・・・・・・・・・・・・・・

        どうしようって・・思いきりサービスしてあげたら。

           ・・・・・・・・・・・・・・・・・

        「ジイ、職場の若いのが来てくれ、エアコン直った。
        ベランダの室外機(?)の前に不要な段ボール箱を
        並べておいたのが原因だって」
                    *
        「お礼に ‛ チュッ ’ してあげようとおもったけど、
        ノーパン・ノーブラだしね。 この次にね~って」
                        ─── 仙台姫

           ・・・・・・・・・・・・・・・・・・

         冬は室外機の周りを温めておいたほうがいいけど、
        夏場は風通しをよくして、熱気を外に出すようにね、
        「熱気」だけをね。

           ・・・・・・・・・・・・・・・・・・

         「丘の上の一本の木は、農作業の目印にと残して
         置いたようです。
          一本だけ立っていると、孤独に耐えているのか、
         気ままで自由なのか木に声をかけたくなります。
         ただ、カミナリが鳴ると危険です」
                        ─── 村人・A

Filed under: お便り,美瑛  タグ: — tomi 11:27

麦稈ロール

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            今朝6時の山荘の気温 17℃、晴れ。

     大型機械で小麦の収穫作業を終えると、畑に残った麦ワラをクルクル
    ロール状に丸める。これを「麦稈(ばっかん)ロール」と呼び、今度は
    酪農家が飼っている牛の寝床に敷かれる。寝床として使われた麦ワラは
    牛の糞尿を多量に含み、今度は堆肥としてまた畑に戻される。そういう
    サイクルがくりかえされる美瑛の丘。美しいばかりでなく理にもかなっ
    ている

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

         「おはよう、爺。 『白痴』の件、真相がわかった。
         某講義をぼんやり聴いてたら、講師が(夏休み中に)
         『白痴』なんか読むと面白いよと言ったのを、あの子
         それが連休中の課題だと勘違いしたらしい」
                     *
         「せっかく『てんかん発作』まで調べ上げたのにと
         残念がっておった。でも、おかげでロシアの文豪の
         本にめぐり会えたと喜んでおったぞ」
                     *
         「夏休みには、『カラマーゾフの兄弟』読むんだと
         意気込んでいたぞナモシ」    ─── 仙台姫

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

         そういえば、『カラマーゾフの兄弟』の中にも、イワン
        という名の次男が発狂する場面がありました。
         小姫は将来、精神科のお医者さんにでもなるんだろうか。

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

         「昨日、近所の公園でヘビを踏みそうになりました。
         何度見ても嫌な気分になりますが、ヘビよりも昆虫が
         嫌いな人もいるから我慢しました」
                     *
         「ネジバナは根元から見て時計回りが右巻と言います
         が、左巻でもなく、まっすぐなものが有るそうです。
          東北地方ではネジズリ」     ─── 村人・A

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

          子供のころ山の小道を走ってましたら、クツ裏に
         ヌリュッ! とした感触が。 何だろうと振り返ると
         大きなヘビを踏んづけてました。
          あの時の足の感触、いまだ忘れられません。
                     *
          山荘の庭にも、ネジバナはそこかしこに生えてます。
         以下は、以前(2010.8/10)この欄に掲載した
         報告の一部です。

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             写真は「ネジバナ」、別名:モジズリ。
            百人一首に出てくる ───

           ‟ みちのくの しのぶもぢずり たれゆゑに
            乱れそめにし われならなくに ”
     
           「モジズリ」の頭に ‛ 忍 ’ がつくと、趣が
           でますね。

Filed under: 本、小説、詩,美瑛,風景  タグ: — tomi 08:43

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           今朝6時の山荘の気温 21℃、晴れ。

    だいぶ前に、地元の農家の方から聞いた話 ───
   農道の端に車を止めて写真を撮っている旅人がいた。トラクターの通行に
   邪魔だったのでクラクションを鳴らすと、彼は慌てて車に戻り立ち去った。
   「何を撮ってたんだろう」と、その場所に立ってみると、目を洗われたと。
   いつも見慣れていた風景なのに。
    人の心を揺さぶる風景は、安っぽい観光農園ばかりではない。

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

        「おはよう、爺。 ジイはまだ若いのぉ~。 そうやって
        むきになるとこなんて、カワユイ!」
                    *
        「そういう安ぽい観光農園を生業としてる人たちを評価
        してはいけないぞ。たぶん彼らだって、胸の痛みを感じ
        てるに違いないんだから」
                    *
        「ラベンダーがどうの、ヒマワリがどうのと、群がる蜂
        がいるから観光業が成り立つわけ。見て見ぬふりをする
        のが一番!」            ─── 仙台姫

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

         まだ十分美意識の育ってない都会の子供たちは喜ぶ
        かも知れないけど、それでいいんだろうか。
         子供のころ、曇り空の富士山の上空に、薄ぼんやり
        月が現われ、それがとてもきれいだった事を今も覚え
        ている。 子供の感性も馬鹿にならない。

         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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          「ハチの写真を撮りました。 羽根が小さいのは
         花に優しい姿に見えます。トンボより羽根が小さい
         から羽音が凄い。
          誰かウイルスを食べてくれる昆虫を探して下さい」
                        ─── 村人・A

           ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

           食べることができるほど、ウイルスが大きいと
          いいんですが。

           ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

          「ジイ、小姫にね、連休だから帰っておいでって
          言うんだけど、あの子、夏季休暇までは帰らない
          んだと」         
                     *
          「成績はいいらしいだけど、あの子負けず嫌いだ
          し、震災の時、避難所で爺ちゃん婆ちゃんに抱か
          れていたし」
                     *
           「僻地に行き、お年寄りの面倒がみたいんだよ」
                         ─── 仙台姫

           ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

            無医村ってまだあるんだろうか。あの子には
           頭が下がるね。

Filed under: お便り,美瑛,風景  タグ: — tomi 08:54

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              (2004・6/10)

           今朝5時の山荘の気温 13℃、曇り。

    美瑛の丘に流れる道は、どうしても曲がりくねってしまう。どうしてか?
   どうしてなんだろう。
    丘は初めからあった。さてそこに道を通すとなると、定規でまっすぐ直線
   に・・というわけにはいかない。 道はできるだけ高低差を少なくしたいし、
   カーブも緩やかにしたい。その結果が、クネクネした「ヘビ道」になる ───
   というのが・・まぁ私見。平地ならば直線がいいが、アップダウンの激しい
   美瑛の丘の道は、農道としての機能が優先する。
    ジェットコースターの様な道では、昔は馬も大変だっただろうし。

Filed under: 美瑛  タグ: — tomi 06:03

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                       (2010.6/7)

      今朝6時の山荘の気温 16℃、うす曇り。

      明け方の気温は12度まで下がったようです。 初夏とはいえ、
     朝晩はまだまだ肌寒い美瑛です。
                   *
     現役医学生の小姫から深夜にメールが届いた。作家・井上ひさし
    さんの『吉里吉里人』を再び読んでいるという。
     あの分厚い本を二度も読むという、東北人の懐の深々さに脱帽!
    脱帽ばかりしていてもと、本棚を探したが・・・無い! どうやら
    ここに居ても日の目を見ることがないから、旅にでも出たんだろう。

      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

      「ジイ、『007 / ロシアより愛をこめて』観たんだって?
     アチキもこれから観るんだけどさ、どう、懐かしかった?」
                           ─── 仙台姫

      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

      教えてくれてありがとう。そう、懐かしかった。全編のまだ
     1/3ほど観ただけだけど、通して全部観るのが惜しくてね。
      最初に観たのが高校生の時だったか、あのテーマ音楽に誘わ
     れ、学校の帰りに観た記憶がある。いま思うとマセテいたんだ
     ろうな。
      ラストシーン(まだ観てないけど)、小舟の上から、二人の
     ムツゴトの映ったフィルムを投げ捨てるシーン、懐かしい!

      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

      「ジイ、全部観たよ。ジェームス・ボンド、あの手の男が
      当時はモテたんだね」
                   *
      「ロシアの諜報部にも、女を使う組織があったんだ。アレは
      たぶん創作だね。でも音楽が良かった。作曲者は有名な人?」
                          ─── 仙台姫
  
      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

       作曲者は英国の著名な映画音楽家で、「ジョン・バリー」。
      小姫のお気に入りの音楽家です。

      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

       「 ‵ From Russia with love, I fly to you.・・・‘
                   *
       おじさん、お晩です。私も見ましたよ。冒頭の音楽がいい
      ですね。速い弾むテンポのあと、なめらかに流れる曲想~」
                   *
      「おじさんの高校生の時の映画音楽だなんて・・うらやま
      しいです」                ─── 小姫

      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

        映画も音楽も、世代を超えて受け継がれていくんだね。
       若い人と分かち合えるのがうれしいです。

Filed under: 本、小説、詩,美瑛  タグ: — tomi 06:40

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    定期健診のため、昨日町の病院に行った。いつもはごった返す病院の
   待合だが・・・なんとガラガラ状態。 待つこともなくすぐ診察を終え、
   薬をもらい帰ってきた。いつもの待合のアノ喧騒は、いったい何だった
   のか。
    時間に余裕ができたので、帰りに久しぶりに丘巡りとシャレてみた。
   曇り空で陽光も少なく、畑も昨年の秋に種まきした小麦畑だけが青々と
   しているだけ。 畑作業をしている人も、どこにも見当たらない。
                   *
    全国ニュースで、美瑛のあの『青い池』が流れていた。濁ったバスク
   リンでも流したような水溜りが、どうして人気があるのか・・。人工の
   着色料に慣らされた都会人の美意識よ、哀れ!(言い過ぎ?)。

       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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                (今日もひとり)

        「美瑛のかたが青い池の話を正直に言って下さると
        気が楽になります。
         私も近くまで行きましたが木が枯れて倒木が進み、
        なぜ人が集まるのか分りません。
         もっと感動する所が美瑛にはたくさんあるのに」
                       ─── 村人・A

          ・・・・・・・・・・・・・・・・・・

          美瑛に住む人間が言うのも身の程知らずだが、
         道東の「オンネトー」は美しかった。
          水面に映る青と緑は見あきなかったですね。
                   *
         アタマの写真ですが同じ場所で8年前に撮った
        ものを下に並べました。比べると今年は春が遅い
        ようです。

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               (2012.4/27)

          ・・・・・・・・・・・・・・・・・・

        「ジイ、小姫に会ってきたよ。すこし太ったけど、
        ありゃ 運動不足じゃ」
                   *
        「春・夏の衣服を買いそろえて行ったが、着れるか
        どうかが心配。 減量せい! と言っといた」
                         ─── 仙台姫

          ・・・・・・・・・・・・・・・・・・

          連休に、一関の祖父ちゃんに会いに行くとか
         言ってたけど、やめたそうだね。
          岩手県に、コロナのウイルスを持ち込まない
         ように・・とかなんとか、理由付けしとった。

Filed under: お便り,日常生活,美瑛  タグ: — tomi 09:50

遠くから見ると(山荘遠望)

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         今朝6時の山荘の気温 9.6℃、うす曇り。

   山荘も遠くから見ると、まぁそれなりに・・見られないこともない。
  近年、家主が老いたため手入れがゆき届かず、荒れ寺ならぬ荒れ宿に
  成り果てた。それでも遠くから見ると・・まぁ感じだけはいいのでは。
  たまに宿泊の予約が入る。以前、山荘を利用された方々。この方たち
  が去り、そして思い出もうすれ、そのあとに廃屋が残ることに。
   おしゃれな街、丘の街ともてはやされる美瑛にも、たくさんの廃屋
  がある。中には真新しいペンションもある。夢をもち、希望とともに
  始めたはずが、無念であったろう。観光行政の軽さは、ある意味酷い。

       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

        「爺、『竜馬』どこまで読んだ? アチキは文庫
       2冊目の中ほど」       ─── 仙台姫

       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

       爺もそのへん。すぐ眠くなるので、なかなか進まん。

Filed under: お便り,美瑛  タグ: — tomi 06:36

10年・20年あとに

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          今朝7時の山荘の気温 7.5℃、晴れ。

     つい数日前までは昼間は暖房を止めていたが、昨日・今日は
    終日ボイラーは停止している。「平年」という言い方が、ここ
    美瑛でも当てはまらなくなりつつある。10年、20年あとに、
    あぁあの時が、温暖化の変わり目だったと振りかえられる時期
    なのかも知れない。
     10年・20年後の美瑛の丘は、今とそれほど変わらないと
    思われます。変わらない風景、変わらない大地、住む人の世代
    が代わろうとも、悠然として残り続けるであろう姿は脱帽です。
 
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                (小姫へ〉

      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

     「爺、地元に書店が無ければ、ネットで買い求めれば?」
                 *
     「『竜馬』はどこまで読んだ? アチキは文庫の2冊目、
     もうすぐ終わる」          ─── 仙台姫

      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

      ネットの「アマゾン」で購入してたんですが、しばらく
     間をおいたら、注文のやりかた忘れてしまってね。
     『竜馬』は「淫蕩」。童貞を失うところジャ。可哀想に
     ノウ~。

      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

      「おぅおぅ、ずいぶん昔の話じゃのう~。それがな、
      いざというとき地震がきてな、お冴さんに男にして
      もらえなんだ」
                 *
      「けっきょく竜馬を男にしたのは、お田鶴さまか?」
                     ─── 仙台姫

      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

      さぁ、誰だったか忘れてしもうた。千葉道場のさな様
     でないのは確か。たぶん、お田鶴様だと思うけどな。

Filed under: お便り,季節、四季,本、小説、詩,美瑛  タグ: — tomi 07:47

暮しもある

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             今朝7時の山荘の気温 8.9℃、曇り。

      窓で切り取った外は曇り空で無風。時間が止まっているようで息苦しい。
     自然に動きが無いのは恐い。 自分が生きているのか確認できないからか。
                      *
     美瑛の丘や山々をカメラで捉えるとき、たぶん旅人は、そこに生活の匂い
    があるのを嫌う。日々の暮らしの猥雑な部分を持ち込みたくない、忘れたい
    とカメラをぶら下げて来たからだろうか。
     でも「丘のまち」と人気の美瑛にも、人々の暮らしは当然ある。家々もあ
    る。丘の美しさはもちろん、住む者の生活の匂いも一枚ぐらい撮ってほしい。
                      *
     今日はめずらしくお客様がある。色づき始めた秋をカメラに収めようとす
    る人々だ。 雲間から青空が広がってきた。 やれやれ、よかった。

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

          「爺、おはよう。 ・・・ (略) ・・・」
                      *
        「ところで、彼岸花のこと 曼殊沙華(まんじゅしゃげ)って
       言うよね。その曼殊沙華をうたった歌があったはずとネットで
       調べたけど、山口百恵ばかり」
                      *
        「TVで前に女性歌手が歌ってた記憶があるんだけど、歌詞
       が違う。なんかオドロオドロとした印象があったんだけど?」
                           ─── 仙台姫

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

       たぶん、北原白秋の『曼珠沙華(ひがんばな)』だと思われます。

           GONSHAN (ゴンシャン) GONSHAN 何処へゆく
           赤い御墓の 曼珠沙華(ひがんばな)曼珠沙華
           けふも手折りに来たわいな

           GONSHAN GONSHAN 何本か
           地には七本 血のやうに 血のやうに、
           ちやうど あの児の年の数(かず)

           GONSHAN GONSHAN 気をつけな
           ひとつ摘んでも 日は真昼 日は真昼
           ひとつあとからまたひらく

           GONSHAN GONSHAN 何故(なし)泣くろ
           何時(いつ)まで取っても 曼珠沙華 曼珠沙華
           恐(こは)しや 赤しや まだ七つ

       「ゴンシャン」とは良家の娘のこと。 道ならぬ仲の男との間に
       子をはらみ、堕胎し、その後を詠んだ詩でしょう。生きていれば
       その赤子も、今年で七つ。
        爺もそのテレビ番組、観た記憶がありますよ。
                     *
        ネット (YouTube) で調べたら、山田耕筰さんが曲をつけて
       ます。
        たくさんの女性歌手が歌ってますが、 中沢 圭さんが正統的、
       峰岸夏子さんは、姫の言うオドロオドロした歌い方でした。

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

          「おじさん、ありがとう。 『北斎』 観ましたよ。
          絵心がまたうずき始めてきました。
           お栄さん役の宮崎あおいさんが素敵でした」
                     *
          「北斎の青ですが、『ベロ青』とか言ってましたが、
          現在の青とは違うんですか?」    ─── 小姫

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

          浮世絵のことは詳しくないんですが、たぶん今の
         油絵の具の「プルシャンブルー(ベルリンブルー)」
         のような色合いかと思います。 紫色の入った濃い青
         が 「ウルトラマリンブルー」、少し黒が混ざったよ
         うな深い青が 「ベロ青(プルシャンブルー)」 で
         しょうか。 ときどき絵も描いてますか?

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

       「なかなか時間がなくて。 気持ちに余裕がないんでしょうね。
       時々パステルで、部屋の中の物を描いてます」  ─── 小姫

Filed under: お便り,日常生活,美瑛  タグ: — tomi 08:29

(休)

    010
                     009

        今朝5時の山荘の気温 17.1℃、曇り。

       2枚の掲載写真は、ほぼ同時刻、ほぼ同じ場所で撮ったもの。
      右下の写真は、左上の写真の中央・左端から撮ったもので、道路
      の距離 100~200mの違い。
       たったそれだけの空間の長さで、美瑛の丘の風景はガラッと変
      わります。 今日も何かと忙しいので、この欄、お休み。

Filed under: 美瑛,風景  タグ: — tomi 05:35
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