暮しもある

 091010-2
                          091010-4

              091010-3

              今朝7時の山荘の気温 8.9℃、曇り。

    窓で切り取った外は曇り空で無風。 時間が止まっているようで息苦しい。
   自然に動きが無いのは恐い。 自分が生きているのか確認できないからか。
                         *
   美瑛の丘や山々をカメラで捉えるとき、たぶん旅人は、そこに生活の匂いが
  あるのを嫌う。 日々の暮らしの猥雑な部分を持ち込みたくない、忘れたいと
  カメラをぶら下げて来たからだろうか。
   でも 「丘のまち」 と人気の美瑛にも、人々の暮らしは当然あり、家々もある。
  丘の美しさはもちろんだが、住む者の生活の匂いも一枚ぐらい写してほしい。
                         *
    今日はめずらしくお客様がある。 色づき始めた秋をカメラに収めようとする
   人々だ。 雲間から青空が広がってきた。 やれやれ、よかった。

           ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

                「爺、おはよう。 ・・・ (略) ・・・」
                         *
        「ところで、彼岸花のこと 曼殊沙華 (まんじゅしゃげ) って
       言うよね。 その曼殊沙華をうたった歌があったはずとネットで
       調べたけど、山口百恵ばかり」
                         *
       「テレビで前に、ソプラノの歌手が唄ってた記憶があるんだけど
      歌詞が違う。 なんかオドロオドロとした印象があったんだけど」
                                 ─── 仙台姫
           ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

      たぶん、北原白秋の 『曼珠沙華 (ひがんばな)』 だと思われます。

            GONSHAN (ゴンシャン) GONSHAN 何処へゆく
            赤い御墓の曼珠沙華 (ひがんばな) 曼珠沙華
            けふも手折りに来たわいな

            GONSHAN GONSHAN 何本か
            地には七本 血のやうに 血のやうに、
            ちやうど あの児の年の数 (かず)

            GONSHAN GONSHAN 気をつけな
            ひとつ摘んでも 日は真昼 日は真昼
            ひとつあとからまたひらく

            GONSHAN GONSHAN 何故 (なし) 泣くろ
            何時 (いつ) まで取っても 曼珠沙華 曼珠沙華
            恐 (こは) しや赤しや まだ七つ

       「ゴンシャン」 とは良家の娘のこと。 道ならぬ仲の男との間に
      子をはらみ、堕胎し、その後を詠んだ詩でしょう。 生きていれば
      その赤子も、今年で七つ。
       爺もそのテレビ番組、観た記憶がありますよ。
                         *
       ネット (Youtube) で調べたら、山田耕筰さんが曲をつけて
      います。
       たくさんの女性歌手が歌ってますが、 中沢 圭さんが正統的、
      峰岸夏子さんは、姫の言うオドロオドロした歌い方でした。

           ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

           「おじさん、ありがとう。 『北斎』 観ましたよ。
          絵心がまたうずき始めてきました。 お栄さん役の
          宮崎あおいさんが素敵でした」
                         *
          「北斎の青ですが、‘ ベロ青 ’ とか言ってましたが、
         現在の青とは違うんですか?」      ─── 小姫

           ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

          浮世絵のことは詳しくないんですが、たぶん今の
         油絵の具の 「プルシャンブルー (ベルリンブルー)」
         のような色合いかと思います。 紫色の入った濃い青
         が 「ウルトラマリンブルー」、少し黒が混ざったような
         深い青が 「ベロ青 (プルシャンブルー)」 でしょうか。
          時どき絵も描いてますか?

           ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

       「なかなか時間がなくて。 気持ちに余裕がないんでしょうね。
      時々パステルで、部屋の中の物を描いてます」
                                  ─── 小姫

Filed under: お便り,日常生活,美瑛  タグ: — tomi 08:29

(休)

 010
                          009

  今朝5時の山荘の気温 17.1℃、曇り。

  2枚の掲載写真は、ほぼ同時刻、ほぼ同じ場所で撮ったもの。 右下の写真は、
 左上の写真の中央・左端から撮ったもので、道路の距離 100~200mの違い。
 たったそれだけの空間の長さで、美瑛の丘の風景はガラッと変わります。
  今日も何かと忙しいので、この欄、お休み。

Filed under: 美瑛,風景  タグ: — tomi 05:35

町長に成り代わり

DSCF6462

             DSCF6458

                          DSCF6460

   今朝6時の山荘の気温 25.3℃、晴れ。

  熱風のような強い南風が吹き込む朝です。 この時間でもう夏日。
                        *
  初めての北海道の旅、時間をかけ全道くまなく巡ろうと計画・実行されている
 方が昨日から美瑛に入り、山荘に一泊され、今日は富良野方面に向かうという。
  アシが無いので観光バスを利用されての旅だ。 昨日は旭川の旭山動物園を
 堪能され、そのあと美瑛に入った。 丘めぐりのバスに乗り、有名どころを巡った。
 そして今朝は、朝食を済ませたあと富良野方面に向かうと言う。
  たいていの旅人は、そのように計画をして美瑛を通り過ぎる。 それでいいのだ
 けれど、それがごく普通のコース設定だけど、せっかく美瑛に来たのだ、正平が
 「ビェー! ビェー!」 と連呼する気持ちも理解してもらいたく、おせっかいだけど
 時間のゆるす範囲で、観光バスが行かない、ここぞ美瑛! という場所を無理やり
 案内させてもらうことにした、美瑛町長に成り代わり、町の観光に尽くしたいと。
  
 DSCF6470   DSCF6471

   ドライフラワーによく使われる花だが、名前が出てこない。 2.3日前から
  頭をひねってはいるが名前が思い出せない。 葉がトゲトゲして触ると痛いが
  カメムシだけはよく集まる。

Filed under: 美瑛  タグ: — tomi 06:53

何を見ていたか

 DSCF6455
                          DSCF6453

   今朝5時の山荘の気温 18.6℃、曇り。

  何でもない風景・場所だけれど、いつもは眼もくれず通り過ぎてしまう場所だ
 けれど、ふと何かの折りに視界に入り、心に残る風景がある。
  写真は山荘から街に向かう途中の、とある平凡な風景。 もし車を運転中に、
 ふと目をそらし、偶然その場所に雲間からスポットライトのような光が差し込まれ
 ていなければ、この先ずっと目を向けることはないかも知れない。 それはたぶん
 景色の問題ではなく、人が日ごろ何を見ているかという問題ではなかろうか。
  何も見ていなかったともいえる。
 DSCF6457   DSCF6456

   写真は、昨日街に行ったときに撮ったもの。 7/10 『今日は雨』 の写真と
  比べると、畑の様子がずいぶん変わりました。 麦畑はもうすぐ収穫の時期を
  迎えます。
   ちなみに、昨日の 『こころ旅』 で、正平君が川の中で手紙を読んでいた所
  から、この場所は1kmほど離れた所です。
 
    DSCF6465    DSCF6466

      きょうの雑草ガーデンからは、珍しくまともなハーブ 「サントリナ」。

              DSCF6467

            ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

            「爺、ラベンダー、いつ配達してくれるの?」
                             ─── 仙台姫
            ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

              今夜7時ごろに配達希望と指定したよ。

            ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

           「爺、ラベンダー、とうちゃこ。 前に白ワインに
          浸けると美味しいってね、アレどうするんだっけ?」
                             ─── 仙台姫
            ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

           白ワインは安いのでいいから、口の広い瓶に移す。
          ラベンダーの花をお茶パック (和紙でできた袋) に
          適量入れ、白ワインの中に入れる。 そのまま数時間
          浸すと白ワインが淡い紫色になるので、パックを取り
          除いて出来上がり (浸す時間が長いと苦みが出る)。
          うす紫色のワイン、香りもよく・・ 飲み過ぎないように。

Filed under: お便り,美瑛,風景  タグ: — tomi 06:51

お知らせ

      御存知の方もおられるでしょうが、NHKTV・BSプレミアムで人気の
     旅番組 『こころ旅』 (チャリンコで火野正平さんが全国を走る番組) が、
     今週、北海道を走ります。 明日7/19 (水) に美瑛が登場。 お知らせ
     番組を見ていたら、山荘近くの小学校も映ってました。 家を離れている
     子供たちに連絡するも、「うち今、BS映らないんだよね」 というつれない
     返事。 20年以上前の卒業生には興味はないらしい。
      数年前にも美瑛は登場したが、サラッと行き過ぎた。 今回はどの様な
     喘ぎ声を出しつつ、丘を走る正平が見られるかが楽しみ。 もしかしたら
     我が身の足の痛いのも治るかも知れない。

             7/19 (水)  7:45~8:00 (朝版)
                     11:45~12:00 (朝版再放送)
                     19:00~19:30 (とうちゃこ版)

             7/22 (土) 11:29~12:00 (再放送)

             ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

          「おっはよう、爺、見たよ。 おかげで会社、少し遅刻。
         昼にも再放送あるから、事務所の皆に強制的に見せる!」
                                ─── 仙台姫

Filed under: お便り,テレビ、映画,美瑛  タグ: — tomi 07:36

緑肥

 1-DSCF0027
                           1-DSCF0030
                       
               1-DSCF0031

               今朝7時の山荘の気温12℃、くもり。

  美瑛に来るまで 「緑肥」 という言葉を知らなかった。 化学肥料など無かった昔は、
 畑で育てた農作物をすべて収奪せずに残し、そのまま畑にすき込んで土質の改良、
 肥料として使ったそうだ。 なかなか理に適っていて、これこそ農の業 (わざ) だと
 感心したものだ。 太陽光で光合成を行い、空気中の窒素分をマメ科植物で固定化
 し、さらにカミナリも一役かって植物は育つ。 実に科学的で見事なものだ。
  人は狩猟生活から農耕生活に移り定住した。 定住すると時間のゆとりが出来て、
 ものを考えるようになった。 経験も加わった。 土作りが大切だということを学んだ。
  美瑛の丘でよく見かける緑肥は 「キガラシ」 と 「ヒマワリ」。 キガラシは菜の花の
 仲間なので春のイメージだが、農作物の収穫が終わった後の畑で育てられるので、
 花が咲くのは秋になる。 同じくヒマワリも秋になって咲く。 十勝岳の火山灰で覆わ
 れた丘は、こうやって豊かな土質に生まれ変わってゆくのだろう。
  ふと、司馬遼太郎さんの好きな花が 「菜の花」 だったことを思い出した。

 1-DSCF0002    1-DSCF0009

          ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

            「おはよう、爺。 『北海道日本ハムファイターズ』
           優勝おめでとう!」
                         *
       「東北楽天の梨田監督、前に日ハムの監督やってたんだよね。
      日ハムとの最終戦のあと、札幌ドームで数少ない楽天ファンの
      前で選手と並んでスタンドに挨拶した」
                         *
       「そしたらスタンドの日ハムファンからも拍手と歓声があがった。
      北海道の人たちは心が温かくて泣けたよ!」   ─── 仙台姫

          ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

       東北と北海道、海峡で隔てられてますが、血は同じですからね。

          ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

                1-24
                     (夜の雲は生物)

         「有名な野球解説者が日ハムの大谷選手を名指しで
        『二刀流? 野球をなめてる』 と言ってたけど、違います。
        『なめられて』 いるんです。
         個性的なバラバラ集団は楽天の星野監督を思い出します。
        負けるとベンチを蹴る姿、監督は孤独」   ─── 村人・A

          ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

        掲載が遅れました。 昼間、雨の中で野良仕事をしたせいか、
       疲れて少し熱も出てしまいました。 ‘ 年寄りの冷や水 ’ ならぬ
       ‘ 年寄りの雨水 ’ ? お酒を呑み一眠りしたら落ち着きました。

          ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

          「雨の中で ・・・ バカだねぇ。 子供が出来なくなるぞ」
                               ─── 仙台姫
          ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

                ・・・? 子供はもう要らないけど?

Filed under: お便り,植物、花、ハーブ,美瑛  タグ: — tomi 08:51

慈雨だ!

 1-DSCF2471   1-DSCF2465

  今朝8時の山荘の気温13℃、雨。

 2,3日前、交通手段を持たない旅人のために (それを口実に)、車で丘を巡った。
台風による大雨でえぐり取られた畑や道路は補修され、一見なに事もなかったかの
様ではあったが、美瑛川をはじめ沢沿いの大小の川岸はえぐり取られ、流木で溢れ、
塞がれているような場所もあり、ことに聖台ダムなどは、まるで貯木場のような有様。
丘の高い所でひっそり住んでいるせいか世情に疎く、今ごろになり水害の大きさに
驚いた。 痛々しくて写真を撮る気にもなれず、旅人のおかげで、旅人が見るよう促し
てくれたのかも知れない。 
 1-DSCF2466   1-DSCF2467

 今日は予報が外れ、朝から雨。 昨夜は疲れて8時過ぎには寝てしまい、夜中に
いったん起き、溜まっていた新聞に目を通し、再び寝て明け方また目を醒ますと雨。
安心して更にまた眠ってしまい、起きたのが今朝8時過ぎ。 合計すると12時間近く
ベッドでゴロゴロしていたことになる。 慈雨だ! パジャマ姿のまま一日すごす。

           ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

         「おはよう、ジイ。 お疲れさん。 ・・・・・。 体重が3kgも
        減ってるって小姫が心配してたぞ。 しっかり食べてる?」
                                ─── 仙台姫
           ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

       主食の炭水化物 (パンやごはん) があまり食べれなくてね。
      でも BMI 値には入っているし。 まぁ、過労と夏痩せでしょう。
       姫は肝機能検査受けてきた?

           ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

                  1-DSCF4804
                     (きょうの言葉)

            4日分の新聞を読み返していて見つけた言葉。
           渥美清さんのあの軽快な声質が、どこか湿って
           聞こえてきます。

           ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

          「爺、ジャム出来上がった? そろそろ無くなる頃だと
         分かるんだ~? 小姫ももう無いって言ってたからね、
         両方に送ってね」
                         *
          「爺の作るジャム、甘さを抑えたイイ感じ。 ペロリ菌
         もポロリ菌も入ってないよね」      ─── 仙台姫

           ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

          御所望なら、次からは隠し味程度入れましょうか?

           ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

               1-02
                   (家に帰らないの?)

             「美瑛の畑は、一枚の面積が広い。
            防風林は畑が陰になり、必要ないのでしょう」

           ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

           「おじさん、おばんです。 体調はいかがですか?
          畑仕事は3日に一度は休んで下さいね」
                         *
            「今年はルバーブジャム、作らないんですか?」
                             ─── 小姫
           ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

           ルバーブは、春先に手を抜いたため成長が悪く、
          でもようやく元気を取り戻してきました。 来月には
          届くはずです。

           ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

           「きょうの村人さんの絵、馬がカカシに言ってるん
          だろうけど、カカシが馬に言ってるともとれるよな」
                         *
            「どちらともとれて ・・・ うん、いい作品だよ。
           何でもない (ゴメン) 絵だけど、題名ひとつで
           味わいのある作品になるね」   ─── 仙台姫

           ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

                        同感!

Filed under: お便り,天気、星空,美瑛  タグ: — tomi 09:25

内地は遠い

 1-046
                         1-DSCF0015
                                (秋まき小麦?)
   今朝6時の山荘の気温12℃、晴れ。

   朝の気温が15度以下になると、室温が20度ほどになり家の中でも寒い。
  下着の上に綿シャツ一枚でジッとしていると体が重くなったようにこわばる。
  何度も言うようだが北海道の秋が始まった。 イネ科の花粉も舞い始めた。
   昨夜みえた旅人は東京から。 北海道に住んでいると、ときおりこの国の
  首都は札幌だと勘違いすることがある。 北海道から内地に行く時は外国に
  行くように遠い。 反対に内地からの旅人にとっての北海道は、テーマパーク
  気分かも知れない。
   その旅人の一人は、今日はあの 「青い池」 に行くそうだ。 台風での濁り
  も消え、また観光客でにぎわっているというニュースも流れた。 足が無い
  旅人なので (幽霊ではない)、現地まで車で運んでやるつもりだけれど、
  私はどうもあの池は苦手だ。 入浴剤のような、高校生のころ習った化学の
  金属塩のような、水に青緑の絵具を多量に混ぜ込んだような、とても自然の
  美しい色とは思えない。 観光協会からお叱りを受けるかもしれないが。

 11  1-oki-1

          ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

          「おはよう、爺。 明日から休みばかりが続くよな。
         思い切って全部休んじゃおうかな」
                        *
          「でも、もう有給全部使い果たしたし、仮病使って
         入院したとでもしとこうかな。 ヤブをグルにして」
                              ─── 仙台姫
          ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

           ・・・・・ (省略)、勝手気ままに振る舞える姫が
          うらやましいよ。

          ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

           「ジイ、ヤブに偽の診断書書けって言ったら
          ‘ バカ野郎 ’ だと。ヤブ医者のくせに偉そうに」
                            ─── 仙台姫
          ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

         ヤブヤブって言うけど、小姫が世話になったんだろう。
        それに大学病院の医者に、ヤブ医者はおらん!
         お客様が帰ったので、これから畑。 メール送るな!

          ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

               1-21 (2)
                  (見かけない顔だねえ)

              「美瑛の 『青い池』 は不思議な色で、
             棲んでいる魚や生物に興味があります。
             真冬はどんな風になるか、想像がつき
             ません」         ─── 村人・A

          ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

           「青い池」 には魚は棲んでいないと思います。
          美瑛川も昔は魚は棲んでいなくて、ある時期放流
          したと聞いたことがあります (不確かな情報)。
           美瑛という名も、アイヌ語の 「ピエイ」(濁った川)
          から名づけられたとか。 源流が火山の下ですから
          硫黄分が多く含まれていたのかも知れません。
           ネットから拾った冬の 「青い池」。 冬はほとんど
          外に出ませんので、知りませんでした。

 4876e536afe1-b856-4d98-a79c-0193d927671c_m  646788db04cec480f9209edea0a3fa48

          ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

             「おじさん、大変! お姉ちゃん行方不明。
            携帯の電源も切ってるみたい」
                              ─── 小姫
          ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

          大丈夫だよ。 たぶんどこかで飲んでるか、夜遊び
         してるんだろうよ。 たまにはハメを外したいんだろう。

Filed under: お便り,季節、四季,美瑛  タグ: — tomi 07:04

風情

 1-009
              1-010
                           1-011
    今朝6時の山荘の気温13℃、曇り。

   窓の外、曇り空に立つ木々の葉に動きはない。 窓を開けても野鳥の鳴き声は
  なく、 遠くかすかに虫の音(ね)が聞こえてくるだけの朝。 寒くなってきました。
                          *
   「美瑛はあと何年残れるか」。 ヒンシュクを買いそうな言い様ですが、ここで言う
  美瑛とは ‘ 観光地・美瑛 ’ のことです。
   風情というものが観光地には求められる。 その風情が失われてゆくと、観光地
  としての役目も終わる。 「古都・京都の風情が失われつつある」 から、その前に
  「描き残してほしい」 は作家・川端康成さんが日本画家・東山魁夷さんに残した
  言葉。 古都を描く東山さんの絵には、何げない路地や石垣の一つ一つが描かれ
  たものもあり、風情がどこにあるかを教えてくれる。
   美瑛に風情があるとすれば、それは何処なのか。 いつまでも 「丘」 や 「木」
  ばかりを売り出していたら飽きられる。

               1-045

             ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

         「おはよう、爺。 美瑛の風情は雲かもね」   ─── 仙台姫

             ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

                       そうかもね。

             ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

                 1-4 (2)
                    (日没が早くなってきた)

              「確かに、美瑛の雲は地上に近く、雲が動くと
             他にはない風景に見えます。
              今日の写真は大豆のニオでしょうか?
             風で倒れないように、芯には杭を打って、
             まっすぐ立っています」      ─── 村人・A

             ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

                    遅くなってごめんなさい。

             ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

              「村人・Aさんの 『日没が早くなってきた』、
             茜色の残照が降り注ぐのが見えるようです。
             そして聞こえてきたのが交響曲第9番 ホ短調
             作品95『新世界より』」      ─── パック

             ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

              「爺、明日は朝から雨だからね。
             畑に出るんじゃないよ!」    ─── 仙台姫

Filed under: お便り,美瑛,風景  タグ: — tomi 07:39

放棄地

 1-090830-93
                          1-090830-92

              1-150

  今朝6時の山荘の気温20℃、晴れ。

  暑くも寒くもなく爽やかな朝です。 少し前までは野鳥の声がうるさかったのに、
 ここ数日は虫のすだく音のほうが多くなりました。 野鳥と虫、鳴く時期を心得て
 いるんでしょうか、もう秋です。
  下の写真はイヌタデ畑 ・・ ではなく耕作放棄地。 美瑛でも所々見かける様に
 なりました。 アゼがあるので前は水田だったと分かる場所も多くある。 数年も
 経つと幼木が生えてきて、そのうち元の原生林に戻ってしまう。 写真の場所は
 畑地だけれど、あとを引き継ぐ後継者がいないのかも知れない。
  山荘も後継者がいないので10年もすると廃屋になり、辺りは元の原生林に
 戻る。 こんど生まれ変われたら野鳥かキタキツネがいいな。 アカゲラで3年、
 キタキツネで5年、エゾシカは撃ち殺されるので、エゾリスで3年ほど。 人間は
 もういいかなと。
                         *
    今朝の新聞コラムより ───
  1-DSCF4734  1-DSCF4733

            ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

         「おはよう、爺。 生きる事を放棄するなよ。 でもアカゲラや
        エゾリスになったら飼ってやるからね」
                         *
       「餌やったり、シモの面倒みてあげたり、たまにお酒飲ませて
      あげたりね」                   ─── 仙台姫

            ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

                     早く、なりてぇ~

            ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

                1-7 (2)
                      (鳥に吠える)

              「昔、固形の石鹸をそとに置いておくと、
             カラスが持って行きました。 カラスは川で
             洗濯をしてると思っていましたが、食べて
             いたようです。 きっと泡だらけになっていた
             でしょう」          ─── 村人・A

            ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

          「爺、おばんでやんす。 山荘が廃屋になっちゃうって
         本当? 前にもそんなこと言ってたよね」
                         *
          「仲間たちで何とかできないかって話してたことあるん
         だけど、現実の問題?」          ─── 仙台姫

            ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

           今すぐじゃないけど、現実の問題。 爺も歳だからね、
          生存率は長くてあと10年ほど。 建物も出来て15年
          ほどで、傷みも少ないから人手に渡そうかと考えてる。
          姫の会社の保養所なんかに使う?

            ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

            「爺、マジなんだ。 そしたら爺はどうするの?
           ゆくゆくは老人ホームなんかに入っちゃうの?」
                              ─── 仙台姫
            ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

            静岡にオンボロのアパートがあるから、老後は
           そこで暮らすさ。 冬、除雪の苦労も無いからね。

Filed under: お便り,新聞、ニュース,美瑛  タグ: — tomi 08:11
  • 2017年11月
    « 10月    
     1234
    567891011
    12131415161718
    19202122232425
    2627282930  
  • 最近の記事

  • 過去の記事

  • カテゴリー