タンポポ・Ⅱ

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        今朝5時の山荘の気温 8.0℃、快晴。

 今朝の美瑛の最低気温は6.4度(午前4時)、予想最高気温28.4度。
寒暖差20度以上。内地からみれば、朝は真冬、昼は夏の気温でしょうか。

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     TV番組で話題になった、近所の酪農家の牧草地。

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       話題にもなんにもならない、山荘の前庭。
                * 
 若い頃、故あって北海道から静岡に越した。彼の地では正月に蚊に刺さ
れることもある。 北海道の友人に、静岡は若者の住む所ではない、老人や
病人の居場所だと嘆いたこともあった。 それがいま、冬に蚊に刺されても
静岡がとても恋しい(体が死に場所を探している?)。
 毎日曜日の朝の『サンデー・モーニング』、岸井さんが亡くなられた。
ある日、帽子をかぶってきたのでどうしたかと思っていると、声が次第に
かすれてきて・・享年73才。 生きてきて、何の意味も残さない自分の命
をいくらかでも差し上げたかった。

     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

     「爺、『竜馬』だけどね、寺田屋騒動の惨劇のあとで
     竜馬が唄う端唄だけどさ、あれ、どういうメロディーで
     唄うんじゃ?」            ─── 仙台姫

     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

      端唄は7語と5語の組み合わせで出来ているようで
      メロディーは自由のようですよ。
      竜馬は土佐の出身だし、よさこい節の旋律で唄った
      かも知れないね。

           ♪ 咲いた桜に なぜ駒つなぐ
            駒が勇めば 花が散る
            (よさこい よさこい~)

     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

     「爺、静岡へ帰るんだって? そんなら御殿場にしな。
     近くの長泉町に、いい病院があるからさ」
                       ─── 仙台姫
     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

      「静岡がんセンター」か? 義兄が世話になっとる
     そうじゃ。余生をそこで過ごすかな。

     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

      「爺、『竜馬』、いまどこ? アチキは『流転』。
      江戸に帰ってきた竜馬が、千葉道場で、さな子と
      試合をしたところ」
                 *
       「気を失ったさな子に、口移しで水を飲ませる、
       いい場面」          ─── 仙台姫

     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

      姫の好きそうな場面ですなぁ。父親の貞吉老人が
     これを見て、あきれるほど清々しいと言ってましたね。
                 *
      今夜8時過ぎから、NHKで「龍馬」ありますよ。

Filed under: お便り,山荘周辺,本、小説、詩  タグ: — tomi 06:33

タンポポ

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       今朝6時の山荘の気温 10.9℃、快晴。

 この時期の美瑛は、どこもかしこもタンポポでいっぱい。もちろん
植えたわけではなく、風で飛んだ綿毛で増えたものだ。根をゴボウの
ように深く地中に下ろすため、根絶が難しい(根をコーヒーの代用品
として使う手もあるけれど)。

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    廃屋も、周囲をタンポポで囲まれ、きまりが悪そう。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

     「おはよう、爺。タンポポの天ぷら、おいしいゾ!
     葉も美味しいけど、花がオツ! 日本酒に合う」
                     ─── 仙台姫
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

     偶然だけど、いまウドの天ぷら食べながら昼間から
    一杯ヤッチョル。山荘のすぐ横に20cmほど伸びた
    初物のウド。揚げたては美味いゾナモシ。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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     「裏山に熊が出ました。熊より人間の方が怖いです」
                    ─── 村人・A
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

      さすが、大都市・札幌ですな。看板がりっぱ!
     カネが掛かっチョル!
      そこへゆくと、山荘の奥に立つ看板は「熊出没
     注意!」と白地に赤い「熊」の文字。最近は出没
     した月日が手書きで書かれるようになった。町の
     職員が手弁当で担いで立てるんだろうな。

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      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

       「爺、竜馬、いまどこ?」  ─── 仙台姫

      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

        3冊目の『寺田屋騒動』に入ったところ。

Filed under: お便り,山荘周辺,植物、花、ハーブ  タグ: — tomi 06:30

飼い主をまねて

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        今朝6時の山荘の気温 5.9℃、雨。

  写真は数日前の日没時。めずらしく、この時期、この時間帯に虹が
 現われました。写真に撮ってみて、はじめてわかる程度の虹でしたが。

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  猫のミーシャ嬢。最近は昼間も眠りこけ・・・眠り呆けております。
  飼い主を真似てるんでしょうね。

Filed under: 動物,山荘周辺  タグ: — tomi 06:49

気恥ずかしいけれど

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        今朝7時の山荘の気温 9.9℃、晴れ。

  朝晩だけ暖房入れていたのが、昨日より終日機械を止めています。
  もう秋までは厄介にならないでしょう。長い間、ご苦労様でした。

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      部屋の窓の外の白樺林。朝日を浴びた白い幹が、
      照れもせず、すっくと伸びている姿は、気持ちが
      いいものだ(見てるこちらは気恥ずかしいけど)。
                *
     朝早くテレビをつけると、白髪の老人が古めかしい
     ピアノを弾いていた。昔よく聴いたなつかしい曲だが
     曲名が思い出せない。 曲名など、どうでもいいかと
     しばらく聴いていると、何かが違う気がする。若い頃
     この曲を聴いた時は、もっと激しくワクワクしたもの
     だったが、老人の奏でる音は、とても静かでやさしく
     物悲しい。演奏者によってこんなにも印象が違うもの
     かと・・。
     しばらくしてようやく若いころ聴いた演奏家と曲名を
     思い出した。
      (ピアニストはリヒテル、曲名は「テンペスト」)

       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

      「おじさん、おはようございます。 偶然、私も
      その番組みてました。『テンペスト』の第3楽章
      でしたね」
                *
       「最近、血圧が安定してきました。お酒は
       ほどほどにしてくださいね」
                     ─── 小姫
       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

      その、ほどほどが次第に多くなってきましてね。

       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

       「爺、『竜馬』どこまで?  難解な言葉が
       出てくるんで、国語辞典、引いてばかりだよ」
                     ─── 仙台姫
       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

      2冊目の後半。爺も辞典ばかり引いてますよ。

Filed under: お便り,山荘周辺,音楽、美術  タグ: — tomi 10:20

芽吹き

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        今朝5時の山荘の気温 8.8℃、濃霧。

  明るくなるのが早くなりました。夜明け前に雨が降ったようです。
 地面が濡れ、深い霧の朝。新緑が芽吹いてます(写真は昨日)。
  札幌は桜が咲いたようですが、こちら美瑛は連休明けとなりそう。

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              (福寿草)

Filed under: 季節、四季,山荘周辺  タグ: — tomi 05:54

印象・日の出

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       今朝5時の山荘の気温 9.2℃、晴れ。

  まだ暗いうちに目が覚めてしまい、そのまま朝を迎えてしまった。
 カラマツの樹間にオレンジ色の太陽が昇り、モネの「印象・日の出」
 をふと思い出し、カメラを向ける。 少し得したような朝。

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     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

     「札幌で桜が咲きました。
     明日から大型連休ですが、動物園やアウトレットの
     大渋滞が嫌で、クルマの遠出は控えます」
                    ─── 村人・A
     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

      美瑛の桜の開花は、いつもは連休明けですが
      今年は連休中になりそうです。べつに花見に行く
      予定はありませんが、山荘の敷地内に植えた桜で
      一杯やるつもりです。

Filed under: お便り,動物,山荘周辺  タグ: — tomi 05:40

フキノトウ

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     今朝6時の山荘の気温 1.0℃、晴れ。

 山荘の北側、屋根から落ちた雪。日差しがとどかないので
毎年夏近くまで解けずに残る。何か利用方法はないものかと、
これもまた毎年、見るたびに思うのだが。

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 猫と散歩してると、日陰にまだまだ食べ頃のフキノトウが
出ている。ふと、この近況報告を書きはじめたころ、息子と
野原でフキノトウを探し歩いた時のことを思い出した。
 以下はそのときの近況報告(2004、4/5)───

 ‘ 電子レンジで軽くチンして、ポン酢で食べるのが好きです
(フキノトウのことですよ)。
 十数年前の早春、息子と一緒にフキノトウを採りに近くの
土手を歩いていました。当時5.6歳だった息子が、どの位の
大きさのフキノトウを採ればよいのか尋ねるので、「おまえの
オチンチンぐらいの大きさだ」と答えると、息子、おもむろに
ジャージーを下げ、己が股間をしげしげと・・・。
 彼も、今年で高校三年生になりました ’

  追伸:今はもう、立派な大人になっている(?)はず。

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「おっはよう、爺。5.6歳の男の子にしては大き過ぎじゃ。
今はもう30代だろう? 巨大化してるんじゃない?」
                    ─── 仙台姫
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

   歳とともに大きくなるってもんでもないだろう?
   なら80代の老人は・・・想像したら恐ろしいゾ!

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

     「爺、‘ 太平洋にゴボウ ’ って言うぞ。
     小さすぎるのも困り物ジャがのう~」
                 ─── 仙台姫
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

      実感こもってますな。心も体も広いのは
     いいこと・・・ばかりじゃないって事か。

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

        ファイル
           (まぼろし)

     「近頃の店員はマニュアル通りで味気なく
     残念です。 店員が悪いのではなく、そう
     させている組織が嫌になります」
                 ─── 村人・A

Filed under: お便り,季節、四季,山荘周辺  タグ: — tomi 09:39

兼・防犯カメラ

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   今朝6時の山荘の気温 -1.8℃、曇り。積雪:ほぼゼロ。

   積雪もマダラ状態、乳牛だとホルスタインの毛並み模様。
   北国の春は、ジワジワと、まるで性悪オンナが手招きする
   ように、焦らしながら訪れるようです。
   写真は、W・カメラに残る猫のミーシャ嬢。雪融けが進み、
   恋人が現われないかと、待ち望んでいるお姿。

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   防犯カメラを兼ねたW・カメラですが・・、不審者、発見!
  どこか見覚えのある・・・もうすぐ70才の老人(写真・下)。

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Filed under: 季節、四季,山荘周辺  タグ: — tomi 06:55

山荘にも春が

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  今朝7時の山荘の気温 0.0℃、うす曇り。積雪:ところどころ。

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 さきほど、眠い目をこすりつつ撮った写真3枚。名残りの雪が時おり
積もることはあるようですが、暦どおり春は訪れているようです。
 屋根から落ちた雪が残る建物北側の雪は、例年6月ごろまで残ります。
雪の消えた前庭にはハーブの「サントリナ」が、雪の重みにもめげずに
地面にゆったりと枝を拡げていて、けな気でもあり微笑ましくもあり。

     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    「おじさん、『尾瀬に生き尾瀬に死す』観ましたよ。
    終わりのほうで、息子の ‘ 惣明 ’ さんが誰もいない
    集会所で語る場面、泣きました」
                *
    「言われなければ、島津斉彬役の渡辺謙さんだとは
     分かりませんね。宮崎美子さんも若くてかわいい!」
                    ─── 小姫
     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    謙さんが、誕生したばかりの環境庁に乗り込むシーン
   があります。当時、初代環境庁長官は仙台市出身の大石
   武一さんという、東北大学医学部出身のお医者さんです。
   小姫が生まれた頃には、まだ存命だったはずです。気骨
   のある方でしたよ。ドラマでは芦田伸介さん(故人)と
   いう有名な俳優さんが演じてます。
               *
    蛇足ながら、「芦田伸介」さんは、小姫も読んだこと
   のある『氷点』のTVドラマ版で、主人公・陽子の父親
   辻口啓造・役を演じてました。

     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    「爺、テレビでさぁ、池上彰さんの『現代史を歩く』
    やってんだけど、観てる? 同じ世代でしょう?
     観てない? 観なさい!」    ─── 仙台姫

     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

     見てますよ。池上さんたちとは同じ世代ですからね。
    それに同じ時期に東京にいましたから、懐かしいです。

     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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    小姫へ。いつものコラムですが、君に読ませたくてね。

Filed under: お便り,テレビ、映画,季節、四季,山荘周辺  タグ: — tomi 09:45

雪解け

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  今朝7時の山荘の気温 2.6℃、晴れ。 積雪:0~20cm。

 美瑛アメダス観測地点の積雪は0cm となりましたが、山間地に在る
山荘周辺は所どころまだ雪が残ってます。 裏の林は木の根元から雪解け
が始まり、植物の命の元が根にあることを証明しています(写真・下)。

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       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    「爺、順調にボケとるかい? 『竜馬』読んどるかい?
   前に爺、本読んでて、読み過ごすのが惜しいような文章の
   横にサイドライン引くことがあるって言ってたよね」
                *
    「アチキも真似してんだけど、『竜馬』でのその最初が、
   寝待ノ藤兵衛が、伏見・寺田屋の船宿のお登勢を評して」
                *
   「 ‘ お登勢という後家が女手でやっておりますが、これが
  また、京女を江戸の水で洗ったような気っぷの女でございまし
  てな ’ という文章表現」
                *
   「うまいよねぇ。‘ 京女を江戸の水で洗ったような ’ って、
  ほかに何も言葉は要らない。それだけで、もうどんな女性か
  すぐわかる」              ─── 仙台姫

       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  むかし(50年ほど前)、大河ドラマで最初に『竜馬がゆく』
 を放送していたとき、そのお登勢さんを、森光子(故人)さんが
 演じてました。森さんは京都のお生まれ、京言葉は慣れたもので、
 年の離れた竜馬(北大路欣也)に色目をつかうシーンなんか艶め
 かしかったですよ。他に、お田鶴さまは三田佳子、おりょうさん
 は浅丘ルリ子、乙女姉さんは水谷良重、それから、・・忘れてた
 寝待の藤兵衛は三木のり平さんでした。みな故人となりましたね。
                *
  失礼しました。朝丘ルリ子さんは存命で、昨年、倉本聰さんの
 『やすらぎの郷』に出演されてました。それから北大路欣也さん
 は、藤沢周平の『三屋清左衛門残実録』で元気なお姿でした。
                *
   姫は ‘ ボケ ’ という言葉をよく使いますが、「痴呆」とか
 「認知症」とかいう言葉より、爺は好きです。
  「ボケる」は「呆ける」~「暈ける」に通じ、ぼんやりするに
  行きつきます。歳をとると何もかもがボンヤリとして、視界に
  カスミが架かったような心持ちで、「彼岸はかくありなん」。
  「ボケ老人」と蔑まれても、当人はいたって幸せなんですよ。

Filed under: お便り,季節、四季,山荘周辺,本、小説、詩  タグ: — tomi 07:23
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