未読の本

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         今朝6時の山荘の気温 16.9℃、曇り。

   朝晩はまだまだ寒い! そう嘆いたからではなかろうが、ここ2.3日
  暖かくなった。日中、窓を開け放しても心地よい。猫のミーシャも昼間は
  ほとんど外に出ている。お気に入りは、レンガやコンクリートのたたきの
  上でゴロゴロ寝そべり、体を床にこすりつけること。思わず真似てみたく
  なる。車の洗浄用ブラシで全身ゴシゴシ擦ってやると、だらしないくらい
  体を伸ばす。猫の体って、こんなに長かったかなと驚くほどに。
                  *
   読み終えた本を本棚に返すとき、購入したままで一度も眼を通してない
  本があることに気づく。中には若くして亡くなった兄の蔵書も並んでいる。
  時間と体力がもう少しあれば、すべてに目を通したいものだが、その両方
  が無くなりつつある。タンポポの綿毛が風で飛ばされてゆく様に、ふわり
  と静かに流されてゆくんだろうか。

         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

       「爺、最近なんか元気ないゾ! 食欲ないんだって?
       朝から酒ばかり呑んでるからだよ」
                   *
        「小姫が心配してたゾ。相変わらず食事の回数、
        日に一度だけだって?」     ─── 仙台姫

         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

        食欲が無くてね。それでも体重は減ってないし、
        血圧もほぼ正常。
        『坂の上の雲』の秋山兄弟の兄・秋山好古さん。
        日本騎兵の父といわれた方ですが、馬上酒ばかり
        呑んでいて米のメシはあまり食べない。それでも
        写真で見ると、かっぷくが好い。弟の真之よりも
        20年以上長生きしたそうな。酒をあまりバカに
        してはイケンゾナ。

Filed under: お便り,お酒,日常生活,本、小説、詩  タグ: — tomi 06:42

カーテンを開けたら ・・

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     今朝9時の山荘の気温 -0.5℃、雪。

     明るくなりかけた窓のカーテンをぼんやり眺めて、はて、今日は天気は
    良さそうだ・・ が、たいていは外れる。 外れるのはいっこうに構わない
    んだけれど、どうしてこう人ってのは一寸先のことに一喜一憂するのかな。
     今朝は寝坊し、眼が覚めてカーテンを開けたら雪景色。予定していた事
    が一日たくさん有るので、報告はこれでおしまい。

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               (今朝9時ごろの玄関前)

            ・・・・・・・・・・・・・・・・・・

           「おじさん、おはようございます。 ・・・・。
          今夜BSで宮沢賢治ありますよ。 必見ですよ!」
                         ─── 小姫

            ・・・・・・・・・・・・・・・・・・

           はいはい、観ますよ。 小姫に必見ですよなんて
          言われたの、初めてですな。
                     *
           小姫にお返し。 見たいテレビ番組が終わって
          消し忘れていたら、とても面白い子供向け番組が
          ありました。 いちど見てごらん。

               番組名:『 デザインあ 』 
            Eテレ、土曜・Am 7:00~7:15

           BSプレ、木曜・Am 11:15~11:30

            ・・・・・・・・・・・・・・・・・・

          「・・・。 風邪が治ったんで、昨夜おもいっきり
          飲んだら今度は二日酔い。 今日は仕事にならん!」
                         ─── 仙台姫
 
            ・・・・・・・・・・・・・・・・・・

            そう言われてもねぇ・・。思い出した、姫に
           とっておきの新聞記事がありました。長い記事
           の最後の一部ですがね。

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              立川談志とは名人と言われた落語家。
             どうです姫、胸にグサリとくるでしょう。

Filed under: お便り,お酒,天気、星空,日常生活  タグ: — tomi 09:20

(休)

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          今朝7時の山荘の気温 8.7℃、雨。

       P・Cの具合が悪いので、この欄またしばらくお休みします。

         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

         「おはよう、爺。 どうしたんだよ~、PCじゃなく、
         ウツで頭がおかしくなっちゃった?」
                         ─── 仙台姫

         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

        直ったみたい。 昨夜、P・C の操作が忙しくて、キーを
       ガチャガチャ叩いているうちに、訳の分からんようになって
       しもうた。 今朝再びガチャガチャ叩いたら、元に戻った。
        機械もキーボタン操作なんかで動くんじゃなく、人の声を
       認識して即座に反応しないとな。 もうそういう時代なんだ
       から。

         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

         「酔っぱらった爺の声なんかに反応するキカイなんか、
         永久に出来ん!」
                     *
         「PCの待ち受け画面替えたいんだけど、何かない?」
                          ─── 仙台姫

         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

        少し前の写真だけど、風に波打つ麦の穂の動きが良くてね、
       爺のP・Cでは、だいぶ前から使っとる。
        大きいサイズのまま送るから、気に入ったら適当に使って。

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          ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

           「爺、呑んどるかい? 今宵もキノコで一杯!
          ‘ あてなよる ’ じゃあ~」   ─── 仙台姫

         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

          偶然! 爺もキノコで呑んどる。日本酒もいいけど
         白ワインも、なかなか合うゼョ~。

          ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

           「ワインなんか合うかよ~。 キノコに大根、
          それに ‘ めんつゆ ’ 。 辛口の日本酒じゃ~」
                         ─── 仙台姫

           ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

              どうでもいいけど、もう寝な。

Filed under: お便り,お酒  タグ: — tomi 07:26

道路は ツルツル

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      今朝6時の山荘の気温 -3.3℃、くもり。 積雪深:47cm。

      写真は手前から奥への上り坂道。 道路は凍てついてツルツル。
     この時期の路面は一年で最も恐ろしい。 雪解けが始まり、昼間は
     道路わきから雪解け水が流れ、それが夜間に凍結し見てのとおり。
     知らずに車を走らせたら大変なことになる (昼には融けてグシャ
     グシャ状態になるが)。
      車といえば最近運転する機会が少なくなった。10日に一度ほど
     街中に酒の買い出しに行く時ぐらいで、オートマ車のギアチェンジ
     をたまに間違えて慌てることがある。 多いのが、ギアをバックに
     入れたつもりで振り返りながらアクセルを踏むと、車は前進したと
     いう事。すぐにブレーキを踏んだが、パニックっていたら大変な事
     になる。
      そろそろもう免許証を返納すべきかと。ならばお酒はどうするか。
     一年分のお酒を配達してもらうという手もあるが ・・ それよりも
     いつまで肝臓がもちますか、半年分ぐらいにしておきましょうか。

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

       「おはよう、爺。 屋外の灯油タンクの横にお酒のタンクを
       置いて、バキュームカー ・・・ じゃなく、タンクローリー
       でお酒を配達してもらいな。いつでも好きなだけ飲めるゾ~」
                          ─── 仙台姫

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

        いいかも。 酔って、灯油と間違えないようにしないとな。

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                 (7:45)

         急に雪が激しく降ってきましたが、すぐに小止みに。
        春の雪はせわしない。リズムは有るがメロディーが無い。

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

      「爺、きょうも3時からBSで藤沢周平あるからな、見ろよ」
                    *
       「他にきょうは何もないな。・・ 以上で朝刊読み終わり。
       さて、ぼちぼち仕事すっか」
                    *
       「爺、『こころ旅』 始まったね。 最近の小姫、声変わり
       したみたいで、こころ旅のテーマソングの高い音が出なくな
       ったと言うとった。 女にも変声期あるのか?」
                           ─── 仙台姫

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

        男みたいに低くなることはないけど、高い音が2.3度ほど
       出なくなるって聞いたことがある。 そう、あの高く透き通る
       ような小姫の声、もう聴けないんだ。

         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

          「爺、藤沢周平、始まるぞ! 時間だよ~!」
                       ─── 仙台姫

          ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

            今、観てるところ。 メール送るな!

          ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

              3-17 (1)
                 (明日も晴れ)

           「私の田舎の坂道も、つるつる路面でした。
          道路脇の笹原にスコップで穴を掘り、黒い土
          をつるつる路面に撒きました。 日光が黒い
          部分に反応して滑りにくくなったようです」
                      ─── 村人・A

Filed under: お便り,お酒,山荘周辺  タグ: — tomi 07:21

なごり惜しいような

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                      1-028

      今朝6時の山荘の気温10℃、曇り。

     今朝の北海道は各地で10度を割ったようです。 窓を少し開けると
    冷気がサッと足元に流れ込みます。季節はもう後戻りしないでしょう。
    ホッとするような、なごり惜しいような。

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                   (五味子)

     五味子(ごみし)の正式名は「朝鮮五味子」。 山ブドウのように赤い
    実をつけます。食べると五種類の味がすることから名づけられたようだ。
    すなわち、甘味、酸味、辛み、苦味、塩味。 じっさい口に入れてみると、
    とても複雑な味で、私には美味しいとは・・? 実を乾燥させ、お茶に
    して飲むのが漢方のやり方。 近頃がん細胞の増殖を抑える効果があると
    いう話も。 以前、梅酒のように焼酎に漬けて飲んでみたが、かなりいい
    感じだったような(味はもう忘れた)、薄赤いショッキング・ピンクの
    お酒でした。

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

       「おはよう、ジイ。 そのお酒、作って送っておくれ!」
                    *
      「仕事が退屈なんだよな。 最近 『言葉』 が載らないぞ!」
                         ─── 仙台姫

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

          イヤ! 実を取りに行くと、熊に出合いそう。
         これからまた畑だから、静かに仕事に励め!

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               (もう、前科何犯に?)

          ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

           「爺、きょうの畑仕事、もう終わった?
          『山谷ブルース』 って歌があるんだってね」
                    *
           「♪ きょうの仕事はつらかった~ あとは
          焼酎 あおるだけ~」    ─── 仙台姫

           ・・・・・・・・・・・・・・・・・・

          よく知ってますね。 爺の青春時代に流行った
         歌です。 肉体労働をした後は、日本酒やワイン
         ではなく、やはり焼酎がいいですね。
                    *
          今日はラベンダー畑ではなく、ブルーベリー畑
         の草取り作業でした。 疲れました。

           ・・・・・・・・・・・・・・・・・・

              1-5
                (弾を撃ち落とす)

         「公園のベンチに座っている人々は、全員スマホの
         操作をしている。 本を読んでいる人や木々を眺めて
         いる人はいない。 10年前には誰も想像しなかった
         事が現実になっています」    ─── 村人・A

           ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

        私たちの若い頃、寺山修司さんの「書を捨てて町に出よ」
       の言葉が若者を鼓舞しました。 皮肉にも書を捨てた若者が
       今はスマホをカチャカチャやってるわけですね。 寺山さん
       なら何とコメントしますやら。

          ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

        「おじさん、おばんです。 ・・・・。 浮舟さんですが
        その後の経過はいかがですか? おじさんの方には情報入
        ってますか?」           ─── 小姫

         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

        最近、便りがありました。一時は全身に転移していたガンも
       医者が驚くほど消えたそうです。今は毎日、庭仕事をされてる
       ようですよ。 最近の浮舟さんからのメール ───
 
       「今、ショパンのノクターン第20番 『遺作』 聴いてます。
       『風のガーデン』、・・・。 球根を植えるたびに、中井貴一
        さんのあのシーンを思い出します」
 
        末期のガンで死んでゆく主人公がエゾエンゴサクの球根を
       植える姿と、自分が重なったのかも知れません。

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

          「おじさん、夜遅くのメールでごめんなさい。
          人は死を間近に感じた時は、生きた証や痕跡を
          残したくなるんでしょうね」
                    *
         「私の両親にはその時間が無かったけれど、将来
         医者になれたら、死を間近にした患者さんに、どう
         向き合ったらいいのか、自覚しなければなりません」
                          ─── 小姫

          ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

          どれほど辛い最期でも、お医者さんにニッコリ
         笑って肯いてもらえたら、安心して死をむかえら
         れるでしょう。
                    *
         いつか 『風のガーデン』 の再放送があるといいね。
        町医者である父親(緒形拳)が、息子(中井貴一)の
        死を看取るシーン、小姫に見せてあげたい。

Filed under: お便り,お酒,季節、四季,植物、花、ハーブ  タグ: — tomi 07:38

(写真のみ)

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           今朝7時の山荘の気温19℃、曇り (通り雨)。

            ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

           「爺、なんとかオシャベリ出来るようになったね。
           歳なんだから無理すんなよ。 姫の送ったポロリ酒、
           飲み過ぎないように」       ─── 仙台姫

            ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

           アレは媚酒だね。なんとも言えん、飲むとドキドキ
          してくる。 死ぬかと思った。 ほんとに一体何入って
          るんだ?

            ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

          「ジイ、毎日毎日ラベンダー畑の草取りやら枝の剪定
          やってるんだろう? 何のため? 誰かに見せるため?」
                      *
          「もうあと10年の命だって言ってるのに、そんなこと
         してていいの? 体だって弱ってるし、なんか苦行みたい」
                      *
          「でもなんか・・・こういうことかな? 生きる目的って
         誰でも持つよね。 でも、日々の生き様を残す人は少ない」
                      *
          「その残した生き様も、やがてまた草に覆われてしまい、
         一人の生きた証も消えてしまう。 諦観? さわやかだよ」
                      *
         「富良野のラベンダー畑残したおじさん、皆が採算が合わ
         ないからと引き抜いたのに一人だけ守った。 ラベンダー
         よりその人の心根のほうが、もっともっと美しいんだよな」
                            ─── 仙台姫
           ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

           姫様、今宵はオシャベリが多いですな。
          美瑛を舞台にした映画 『愛を積むひと』 を観ました。
          都会から美瑛に移住し、家を建て、家の周りに石で塀を
          めぐらす夫婦の物語です。石を積むその行為自体に何の
          意味も無いのに感動する。現実ならば、たぶん十数年で
          積んだ石垣の一部は崩れ、辺りは雑草に覆われるはず。
          「愛」の痕跡は次第に消えて無くなります。
           人間の行為ってのは、一部のエリートを除けばみんな
          そんな形の繰り返しなんじゃないのかな。生きた歴史の
          どこにも残らない、ただ風景の一部に幻影として残るだ
          けなのかも知れない。 それを非とするか是とするかの
          覚悟は、生きてどういう風景を見たかったかの問題だと
          思うよ。

Filed under: お便り,お酒,写真、絵  タグ: — tomi 07:24

長雨

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       今朝5時の山荘の気温22℃、雨。

    蒸し暑い朝です。朝の気温が20度を超えるのは珍しく、ひと夏に数回ぐらい
   ではなかろうか。 道東では夏でも朝晩ストーブを焚く時があると聞く。 北海道
   は広い。
    小麦が色づいてきた。 穂が実って重くなり倒れている畑が多い。 長雨が続く
   と、その倒れた穂から根が出ると聞く。収穫時の長雨は農家にとっては辛かろう。

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                 (2009、7/31)

            ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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      ピアニストの中村紘子さんが亡くなられた。 享年72歳。
     私の姉の嫁ぎ先が、倒産した安宅産業という商社の保養所をやっていて、
     会社の会長さんがよく訪れたそうだ。大きなグランドピアノも備えられ
     ていて、深夜に会長自ら弾いていたそうな。
      まだ小さかった中村紘子さんを援助し続けたのもその会長さんだとか。
     当時、紘子さんの父親はその会長さんではなかろうかという下世話な噂
     もあった。終戦間近のお生まれなので、出自も噂のタネになったのであ
     ろう。
      紘子さんが振り袖姿で、ピアノを弾いている映像を見たことがある。
     N響との海外演奏旅行の時のものだそうだ。
      ご主人の庄司薫さんの小説は、若い時の私の愛読書でした。

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

        「爺、雨だねぇ。畑仕事も出来ないし、お客様も無いしで
        ボーっと窓の外見てるんじゃない? コラッ! ボケるぞ!」
                           ─── 仙台姫

          ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

          もうボケとるわ。 でもけっこう忙しい。 挿し木を
         したり、収穫したカシス(黒スグリ)で果実酒を作っ
         たり。
          お客様も昨日からお一人みえておる。 無線操縦の
         小型ヘリで消毒作業(農薬散布とは言わない)される
         方ですがね、帯広から。十勝方面は大雨の影響で小麦
         が壊滅的だとも言っておった。

          ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

          「お、お、なに、なに? カシスの果実酒! 頂き!
         目にいいんだってね、ネットで調べたぞ」
                     *
          「わが社のバルザックも飲んどるそうな。 あやつは
         白内障気味なんだと。 私もこの頃、世の中が白々しく
         見えるから、飲んだ方がいいと思うぞ、きっと」
                          ─── 仙台姫

           ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

            きょう漬け込んだから、数か月後だな。それ
           まで待てればだけど、たぶん忘れてるだろうな。

           ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

          「爺、ネットで調べたら3ケ月くらいで飲めると。
          デスクの横に 『カシス酒・11月飲める』 とメモ
          した紙を貼っておいた」      ─── 仙台姫

           ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

          「爺、飲んでるかい? 今夜は飲み会、めずらしく
          男も混じっとる、軟弱な奴が2人」
                      *
          「バイカル湖畔に移住する件で盛り上がっチョル。
          ロシア民謡に有るんだってね。このあとカラオケに
          行くから探して歌ってみるか」   ─── 仙台姫

           ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

            カラオケ店から酔っ払って電話するなよ。
           『バイカル湖のほとり』 ですが、カラオケ
            のレパートリーに有りますかどうか。
             朝帰りしないように。

Filed under: お便り,お酒,天気、星空,新聞、ニュース  タグ: — tomi 05:59

よもやま話

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             今朝9時の山荘の気温10℃、晴れ。

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

        「おじさん、おはようございます。B・Sの放送観ました。
        私の生まれる前の事ばかりでしたが、父が話してたこと思い
        出しました」
                     *
        「‘ カラヤン ’ っていう指揮者、すごい方だったんですね。
        あの小澤征爾さんの先生だなんて知りませんでした。
         おじさんもカラヤンさんのレコード持ってるんですか?」
                     *
         「お姉ちゃん、先ほどようやく起きてきました。 夕べは
         飲み過ぎ! 歌い過ぎ! 
          午後一関に寄って、それから帰ります。 お姉ちゃんを、
         おじさんよろしくお願いします」      ─── 小姫

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
          おじさんがわずかばかり音楽に興味を持ち始めたころ、
         カラヤンさんはNHKの音楽中継によく登場してました。
         今では当たり前の、オーケストラの演奏と指揮者の正面
         からの画像を重ねた映像が、カラヤンさんのお気に入り
         だったようです。
          CDが開発された当初、収録時間をどうするかという
         問題がありました。当時はまだレコードが全盛でしたが
         片面の収録時間は30~40分程度、1時間を超えるよ
         うな長い曲は、途中レコードをいったん止め、裏表ひっ
         くり返さなければならなかった。 そこで登場したのが
         カラヤンさんの一言、「私が指揮したベートーヴェンの
         第九がスッポリ収まる時間にしなさい」と、当時のソニ
         ーの開発者にアドバイスしたとかしないとか。その結果、
         CDの収録時間は70分ほどになったとか(虚実は不明)。
          カラヤンさんの指揮したレコードはたくさんあったん
         ですが、ある時期ほとんど処分してしまいました。
                     *
          糸の切れた凧みたいにフラフラしてるお姉ちゃんです
         が、心配ないですよ。時どきお姉ちゃんに相談ごとして
         下さい。 そうすると、あのお方は目が覚めますから。

         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

          「爺、昨夜は飲みすぎ、歌いすぎ。『新相馬節』を
          聞かせてあげたかったな~。
           糸が、凧が、フラフラ? なんのこっちゃ! 最近
          はお酒太りで体重2kg増!」
                     *
          「小姫これから駅まで送る。 しばし涙のお別れ」
                         ─── 仙台姫

         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

          「爺、飲んどるかい? 人が働いてる時に飲むお酒、
          悪くないな、ねぇ爺」       ─── 仙台姫

         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

          爺を仲間に入れるな! でもお酒って不思議だね。
         誰か飲んでると、つい自分も飲みたくなる。
          昨日の 『駅 STATION 』 で、お酒を飲むシーンが
         たくさんあって、見ていてつい自分も飲みたくなる。

         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

          「爺、W・カメラに赤い不気味な物が写ってるぞ!
          化け物か~~?」        ─── 仙台姫

         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

          化け物なんて言うと叱られますよ。あれは郵便の車。
 
              1-L1450

          ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

               1-img098
                (雨が降ってきました)

        「写真のトラクターはどんな方が運転しているのでしょう。
       長時間、同じ姿勢で重労働のような気がしますが、たぶん
       TV付きでしょう。大音量でクラシックを聴くのも贅沢です。
       案外、無人でしょうか」         ─── 村人・A

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

        一度、赤いツナギの女性が運転してるのを見たことがあります。
      十勝地方なんかと違い、美瑛は畑がうねったり曲がったりしてます
      から、テレビなんか見ている余裕はないと思われます。ハンドルを
      とられるのを必死の操作で修正しながら運転してますから、大変な
      ようです。GPSで無人の作業が出来たら、農家も喜ぶでしょうね。

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

        「おじさん、おばんです。 途中、一関に立ち寄り、先ほど
        戻りました。こちらに来ることを、戻るとか、帰るとかまだ
        言いづらいです。 慣れてしまうのも淋しいですけど。
         今度仙台に帰る (行く?) のは夏休みです」
                            ─── 小姫

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

         5年同じ所に住むと、もうそこは第二・第三の故郷です。
        将来小姫は東北の村や町を駆け回ることでしょう。
         行くとか帰るとかに、余りこだわらないように。

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

       「爺、『こころ旅』 観た? ‘ ハナイカダ(花筏?)’ って
       言葉いいね。 桜の花弁が連なって水面を流れて、中には二枚
       だけが寄り添って流れていて、アレは心中だな」
                     *
       「小姫がね 『こころ旅』のテーマソングを、昨夜カラオケで
       アカペラで歌ってくれた。 皆シーンと聞き入っとった」
                     *
       「あの高い音がよく出るなって皆感心! しかも透き通るよう
       な声質で。でも最近太ったせいか、高い音が出にくくなったと」
                           ─── 仙台姫

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

         あの子には音楽があって、ほんとによかった。
                両親が残してあげたんだね、きっと。

          ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

           「昨日の小姫さんの言葉を見て。
          冬の日本海、いいですよね。 北海道の冬は、
          厳しく悲しいけれど、なぜか生きるエネルギーを
          貰えるんです。自分はちゃんと生きてるんだって
          感じるんですよね」       ─── A.T.

          ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

          お久しぶりです。 そういえば私にも経験があります。
         二十歳ぐらいでしょうか、友人に誘われて冬の日本海を
         見に行ったことがありました。札幌に居たころで、夜中
         石狩の浜辺に行こうと誘われました。暗闇の中、大波が
         大蛇の様に波打ち際に打ち寄せていて怖かったです。
          その光景に友人は「人間なんて、なんと小さくか弱い
         ものか」とため息をついてましたが、当時生意気だった
         私は、「だからこそ、その自然をコントロールしようと
         している人間はすばらしい」と抗弁した記憶があります。
          いま思うと若気の至りといいますか、恥ずかしい限り
         ですが、でも若さとは、自然の厳しさに立ち向かうとい
         う姿勢を身につけ、たじろがないという決意そのもので
         はないでしょうか。 それが生きているという実感に繋
         がる。

Filed under: お便り,お酒,音楽、美術  タグ: — tomi 09:55

青色の想い

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                 (エゾエンゴサク)

             今朝7時の山荘の気温 15℃、雨。

      南風に乗った雨が窓ガラスを濡らしています。雨なのに気温は15度、
     そういえば昨日は今年初めての夏日(26度)でした。暖かいから窓を
     開けると、外はさらに暖かい (いや暑い!)ので、慌てて窓を閉めた。
     外より室内のほうが涼しいなんて、考えてみれば北国の家屋の断熱効果
     の現われでしょうか。
      今日から週末まで、美瑛は雨模様の日が続きます。

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              (一粒の涙 W・カメラより)

      春先に空色の花が咲く野原は、長く厳しい北国の冬を耐えた者たちには
     安らぎです。エゾエンゴサクで思い出すのは、倉本聰さんのテレビドラマ
     『風のガーデン』。死を悟った 主人公の最後の行為は、エゾエンゴサクの
     球根を植える事だった。春が来てエゾエンゴサクが一面に咲き始めたとき
     彼はもうこの世にはいなかった。
      死してのち、人は何を残すのか、残したいのか、人それぞれの価値観に
     もよるが、あの青い花を、毎年春先に咲かすという想いはさわやかです。

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

         「おはよう、爺。 体の具合どう? 背中の痛み治った?
         きょうは小姫が帰って来るので朝から台所仕事。 爺にも
         お裾分けするからね。 なんか食べるものあるの?」
                           ─── 仙台姫

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

           それは良かったですね、まるで母親気分だ。 爺も
          今日はカレー 作るつもり。 お裾分けしようか?

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

         「してして! お肉はラム肉、スパイスはコリアンダー
         いっぱい使ったの。 小姫と私と別々に」
                           ─── 仙台姫

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

         おじさん、おはようございます。 いま在来線の汽車の中
        です。アルバイトしてみて、お金の重さが身に沁みました」
                     *
        「憲法記念日生まれのおじさんにとって、憲法改正の動きを
        どう捉えていますか?」         ─── 小姫

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

         新幹線でなく、在来線で仙台に帰るわけだ。一つ大人に
        なりましたね。
         それから人に意見を求めるときは、まず自分はこれこれ
        こう思うけれど、あなたはどう思われますかと問わなけれ
        ばいけません。それには自分の立ち位置をまず築いて下さ
        いね。
         おじさんの立ち位置も、まぁそれほど大したものではあ
        りませんが、まずは昨日の新聞の読者の「声」欄にあった
        ものを。

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        現憲法は、戦後GHQに押し付けられたものだ言われてます。
       だから自分たち日本人の手で、新しく作り直さなければいけない
       という人々がいます。 その意識の中には、民族としての屈辱感
       が潜んでいるのでしょうか。
        ここからはおじさんの立ち位置であり妄想ですが、もしかした
       らその時のGHQの米人が存命で、戦後から70年間の日本を見
       ていたならば相当悔しがっていたに違いないと思うんです。
        「あんな非現実的な理想郷みたいな憲法など、あの野蛮な日本
       人が守れるわけがない。 でもあの国の人々はそれを70年守り
       続けてきた。 本当は我々アメリカ人が欲していた理想の憲法な
       のに」 と。
        おじさんはそんなふうに、日本国憲法という牡丹餅が棚から
       落ちて来たことを、「声」の投稿者同様ありがたく思ってます。

          ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

         「爺、小姫ようやく帰って来たよ。すこし痩せたかな。
         でもまぁ、前が太ってたからね」
                     *
         「カレー作ってるの? こそこそ未成年女子とヒソヒソ
         話しなんかしてて」         ─── 仙台姫

          ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

          カレーはすぐ出来るんです。 肉以外の材料は冷凍して
         おいたものを使いますから。 今はとろ火でグツグツ煮込
         んでるので、山荘内がカレーの匂いでいっぱいです。

          ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

          「爺、飲んでるかい? せっかく朝早くから作った
          姫自慢の料理なのに、『おじさんとこには送らない
          ほうがいいよ』 って小姫に言われ ショックだぁ~」
                          ─── 仙台姫

          ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

          そんなことないですよ。 姫の思いのこもった料理です
         から、きっと美味しいはずです。
          爺も昼間からやってます。 娘が誕生日祝いに送ってく
         れた岩手は盛岡のお酒。 いつも飲んでる紙パックのお酒
         と並べて飲んでると、美味さが際立ちます。

          ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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               (煙突が邪魔だった映画館)

            「桜が満開でも、人が少ない連休です。
           以前は異常乾燥注意報や異常低温注意報など
           異常が付いていましたが、現在は付きません。
           異常が普通になる気象予報が気になります」
                        ─── 村人・A

          ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

          10年後、50年後、あぁあの時が異常の始まり
          だったなんて事にならないといいんですが。
          異常は、本来どこにでもある事なんでしょうけど。

          ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

          「コラッ、ジジイ! 岩手のお酒って、何ていう
          銘柄なんだよ? 手作り料理代わりに送ってやろう
          じゃないか」        ─── 仙台姫

          ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

                1-DSCF4137

            このお酒。 送ってくれなくていいからね。
            姫の手料理で飲むこのお酒、楽しみです。

          ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

                「 Dear Mr Wanatabe

            Hello and happy birthday to you :)
           Please take care and have a nice day :)

                 Regards : Iris 」

          ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

          「コラッ、ジジイ! ‘ Iris ’ って誰なんだよ!
          まさかいい歳して、国外にも女がいるのかよ~?
           寿命を縮めるだけだよ、よしとけよ」
                         ─── 仙台姫

          ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

           「おじさん、おばんです。 アイリスさんって、
           前に山荘を訪れた東南アジアの女性、キャビン
           アテンダントの方ですよね」
                     *
           「ほとんど旅人の無い宿なのに(ごめんなさい)、
          どこか特別の方に好まれる宿なんですね」
                          ─── 小姫

          ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

          特別の方といえば変人みたいですが、いつでも空い
         てる宿というのが気に入ってるんでしょう。
          訪れるお客さんのほうが、むしろ変人なんですよ。

Filed under: お便り,お酒,天気、星空,季節、四季  タグ: — tomi 07:39

寄り添う

    1-100311-20
       (2010 3/11)
                     1-100306-4-2
                         (2010 3/6)

       今朝7時の山荘の気温 -9℃、曇り。 積雪深:50cm以上。

   掲載写真は6年前に撮ったもの。 気分がウツ状態で、部屋からも出たくない
  くらい。 窓の外、風がないので木々の枝も止っている。 雪が少し舞ってきた。
                    *
   昨夜飲んだワインがグラスの底に残っていたので一気に飲んだ。 呼吸が楽に
  なった気がする。
   初めてお酒を飲んだ祖先は、どのように作り、飲んだんだろう。 たぶん偶然
  できたものを、臭いを嗅いたり、舐めてみたりして、そのうち少しだけ飲み込ん
  だところ、喉元がスーッと開いたように心地よくなった?
   食べ残ったものが腐敗し、発酵して偶然できた。 食べ残るとか貯蔵するとい
  うことは、それだけ食量生産も豊かになった。 酒は豊かさの象徴だろうか。

      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

   「おはよう、爺。 昨日の天皇陛下のお言葉に 『寄り添う』 という言葉が。
   ふと、どこかで聞いたなって思ったら、爺が昨日朝の近況報告で使ってたね。
   いい言葉、大切にしたいね」              ─── 仙台姫

     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

   姫、おはよう。 記憶違いかもしれないが、作家の遠藤周作さんが使っていた
  言葉に 「同伴者イエス」 があります。 イエスという男はキリスト (預言者)
  などと呼ばれてはいるが、本当はナザレの一介の無力な男にすぎない。 病む人
  や貧しい人を救う力などは無く、ただ ‘ 寄り添う ’ だけだったと。
   影のように寄り添いつきまとう。 辛い立場の人にとっては、それだけでどれ
  ほど勇気づけられたかと。

     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  「爺、小姫がね、時間つくっては仮設に行くんだけど、『行って何してるの?』
  って訊くと、『何もしないよ。 ただお爺ちゃんやお婆ちゃんの話を横で聞いて
  るだけ』 だと。 あの子も 『同伴者・小姫』 だね」
                     *
   「爺、鬱なんだって? 『チャタレー』 の姫・訳を送ってあげようか?」
                            ─── 仙台姫

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

          いや、だいぶ落ちついてきましたからいいです。
         姫も爺にとっては 『同伴者・仙台姫』 ですよ。

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

      「お~い、爺! 写メ送るから、小姫のスーツ姿、試着室の前。
      ついでにアチキの写真も。 ブログに載せるなよ!」
                            ─── 仙台姫

         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

          だいじょうぶ、載せ方知らない(忘れた)から。
         それにしても小さくて、細部がよく分からない。

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

       「コラッ、エロ 爺々! 細部だと! どこ見てんだよ!」
                         ─── 仙台姫

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

       スーツ着てるから、こっちが小姫だろうなって程度だから。

         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

          「どこ見てんだよ? 胸見れば分かるだろう。
          盛り上がってる方が私、ペッタンコの方が小姫」
                         ─── 仙台姫
         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

          その細部が分からん! どっちも盛り上がってる
         ような、ペッタンコのような ・・・。

         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

         「爺、いいかげんガラケーからスマホに替えなさい。
        二人の胸だけ撮ったの送ったからね (小姫に不審に
        思われたけど)。 どう? 私の方が大きいでしょう」
                        ─── 仙台姫

         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

          なるほど、アラサーと高校生の違い、歴然ですな。
         スマホですが、また一から覚えるの大変だからよす。

         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

         「爺、いろいろ用事済ませて、さっき帰って来た。
         小姫、大の字になって ‘ あぁ、我が家はいぃ~ ’ 。
         いつでも帰って来なさいよって、爺にメールしても、
         あの子、最近爺のブログ、あまり見ないからな~」
                    *
          「爺、その後、具合はどう? 安静にしてる?
          食欲は? 無理しないで横になってなさいよ」
                        ─── 仙台姫

         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

         だいじょうぶ、まとめて見てるようだよ。メールも
        毎日くれるけど (内容は掲載しない約束)、いつも
        最後に 「お姉ちゃんのこと、よろしくお願いします」
        と添えてある。 姉おもいの妹さんだ。
         体調はぼちぼち。 先ほど2度目の食事とったけど、
        ちょっと冷汗が出た。 お言葉どおり横になってます。

         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

        「爺、教えてくれた昨夜のB・Sの番組、録画しておいた
       のを今観終ったとこ。 二人とも抱き合って泣いてばかり。
       さとう宗幸さんギター弾き語りの 『青葉城恋唄』。 恋の
       歌なのに、‘ ♪ あの人は もう いない~ ’ は、あんまり。
       聴いてた小姫ぐらいの女の子が、両手で顔押さえ泣いてた
       けど、もうあの歌は、恋の歌とか失恋の歌じゃなく『震災
       の歌』 になったんだよ」       ─── 仙台姫

         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

        さとう宗幸さん、爺と同い年なんだけど、どうしてこうも
       違う人生なのかと愕然。 同じ空気を同じ時間に吸い続けて
       きたのに、人生の濃度がまるで違う。 うらやましいです。

         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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                 (天を仰ぐ)

        「だんだん日が長くなり、なんとなく嬉しくなります。
        同時に、なんとなく憂鬱になります。その顔はニヒルや
        渋さとほど遠い、単なる老化です」  ─── 村人・A

         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

       同病のようですね。 老化と言われ、少しばかり抗いたい
      気分もあります。 「アンニュイ」って言葉ごぞんじですか?
      フランス語ですが、‘ けだるいさま、退屈 ’ という意味です。
      18,9 の女の子が、アンニュイな中年男をそう形容した小説
      『石の森』(三浦綾子・著)がありました。老化、老化と片付
      けずに、渋さ、ニヒルさをも取り戻りましょう、お互い。

         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

          「爺、飲んでるかい? 体調悪いんだっけね。
          よしよし、代わりに姫が飲んであげるからね」
                       ─── 仙台姫

         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

        お酒のストックが無くなったので、焼酎を野菜ジュースで
       割った、いわゆる 「ブラッディ・メアリー」 を飲んどる。
       姫の「ポロリ菌入りのお酒」、飲んでみたくなったゾナ。

         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

          「おじさん、その本 『石の森』、長いですか?
         読んでみたいです」       ─── 小姫

         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

          たしかお姉ちゃん読んでますから、
               お姉ちゃんの本棚、探してみたら?

         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

          そのお酒、あの 『血まみれメアリー』 だね。
         女は、時として残忍になるからね、ね~ 爺さま、
         覚えておくんだよ」      ─── 仙台姫

         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

         怖! どうでもいいけど、横になってられないんだよ。
        今夜はもうあと1.2回にしてくれない? メール送るの。

         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

         「ナニナニ、ポロリ菌入りのお酒、飲みたいって?
        よしよし少し準備があるからね、さっそく今夜からね」
                         ─── 仙台姫

         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

         どういう準備するんだか ・・、訊くのやめておこう。
        話しが長くなるし、何となく卑猥になりそうな気配だし。

         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

        「じじ様、まだ起きてるかい? ポロリ金・・じゃなくて
       ポロリ菌入りのお酒、できたからね。 ウン、いい出来だ」
                     *
        「味といい香りといい、姫の香気たっぷり含んだ逸品!
        近々送るからね、飲み過ぎないようにね。 飲み過ぎても、
        姫が介抱してあげるからね」
                     *
        「お酒の名前、『ブラッディ・秘め姫』。 特別限定品」
                         ─── 仙台姫
         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

         どうでもいいけど・・・もう眠ってたんだからね。
        姫ももう寝な! 姫と小姫の写真、思い出しながら
        爺は気持ちよく、ウトウト、スヤスヤ・・。
         携帯、枕の下の奥の奥のほうに埋め込んだから静か
        にね。 眠れないんなら小姫みたいに何か本でも読ん
        だら? 英国の 「ケインズ経済学」 とか。

         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

         「爺、冗談じゃなく、小姫頼みますね。もう私より
        爺のほうが心が通い合ってるんだから。 ちょっぴり
        淋しいけど、これからのあの子には、爺が必要なんだ
        から。私はあの子の愚痴聞いてやるくらいしか出来な
        いんだから」           ─── 仙台姫

         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

        姫、もう遅いからお休みなさい。 今日はお疲れさん。

Filed under: お便り,お酒  タグ: — tomi 08:34
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