非日常

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           今朝6時の山荘の気温 20℃、くもり。

        暑苦しいので、昨夜寝る前に部屋の窓を少し開けて寝た。
       明け方、重苦しくて目が覚めたら、変な夢を見ていた。
        妖怪のような薄気味悪い雲が空に漂い、形を変えながら
       手招きしているように浮かんでいた。最近このような訳の
       分からん夢をよく見る。
                    *
        現実の日常より夢の世界のほうが、変化があり不思議が
       あって楽しい。若いころ、フロイトの『夢判断』を夢中に
       なって読んでいたころは、「あ~そんなもんか」で通り過
       ぎていたことが、今では日常のことになっている。
        脳の劣化とともに、非日常が入り込んでしまったかな?

         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

             1-3-26 (2)
               (気象が変わった)

        「ラジオ深夜便で五木寛之が、1本のライ麦の毛根を
        すべてつなぐと1万メートルを超える話をしていました」
                    *
        「人は生きているだけで価値がある、と言う内容の説明
        に使ったようです。 85歳の五木の話が聞きやすいのは、
        こう生きなさい! と断言しないからでしょうか。清涼剤
        を飲んだ気分でした」        ─── 村人・A

         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

         「おじさん、おばんです。 きょうは昼ごろから
         お姉ちゃんと仙台の街をぶらぶらしてきました。
         今年は七夕祭りが中止でしたが、人混みは多かっ
         たです」
                    *
         「街中を二人歩くと、人の視線はみなお姉ちゃん
         のほう。中には『高橋由美子』が来てるぞ!なん
         て、大きな声を出す人も」
                    *
         「だから私は、お姉ちゃんから少し離れた後ろか
         ら付いて行くと、お姉ちゃん「こりゃ**! 早く
         来んかい!」
                    *
         「お姉ちゃんと街中を歩くのは気が重~いですが、
         今日は一つだけ、良いことがありました。それは
         お姉ちゃんの懇意にしてるお寿司屋さんで、無銭
         飲食できたことです」
                    *
         「『この子が例の子かい?」で、あとの会話はなし。
         大きな寿司桶に食べきれないほどの握り寿司。
          お姉ちゃんはお酒ばかり飲んでいて、たまに二つ
         三つ手を出すだけ、残しちゃいけないと私が完食!」
                    *
         「おじさん、お姉ちゃんのお腹、いったいどうなっ
         てるんでしょうね? いちど解剖室で腑分けしてみ
         たいです」           ─── 小姫

            ・・・・・・・・・・・・・・・・・

           さ~ね、何が出てくることやら・・おじさんも
          一度覗いてみたいですな。
                    *
           それより、小姫のお腹も心配です。どうなって
          るのか気になりますよ。

            ・・・・・・・・・・・・・・・・・

         「ジイ、まだ起きてる? 小姫ねぇ(もう寝たけど)
         仙台に帰ってきて3日目で2kg 太った。 将来の
         お医者が、体調管理はまだまだですね」
                    *
         「あの子、手相に凝ってるんだって。医大でそんな
         こと教えるのかよ~。手相見て、『ハイ、あなたは、
         頭に腫瘍がありますね」とか、指先を見て、男運が
         悪いですよ・・とか?」
                    *
         「そのくらいのことなら、アチキだってできるよ。
         『あなた女難の相があるから、早いとこオチンチン
         取っちゃいなさい!』ってね」   ─── 仙台姫

           ・・・・・・・・・・・・・・・・・・

           爺も若いころ、手相見に言われたことがある。
          「あなたの手を見ると、手のひらに比べ指先が
          とても短い。器用な手とも言われてるが、女を
          泣かせる手相だともいえる。気をつけなさい」。
           この手相見の所見は的外れ。以来、爺は女に
          は泣かされっぱなし・・!

           ・・・・・・・・・・・・・・・・・・

          「ジイ、小姫が起きてきた。寝ぼけマナコで
          ジイとのメール読んでる。そのあとひとこと」
                    *
          「手のひらには、大変な情報が現われてる事
          があるんだから。手のひらに触るだけで体調
          の変異が分かることもある・・そうだ」
                    *
          「ジイ、女医さんに手を握られて、ドキドキ
          してちゃダメなんだぞ!」   ─── 仙台姫

           ・・・・・・・・・・・・・・・・・・

           爺は女医さんに手を握られ、「ご臨終です」
          と言われ、旅立ちたいよ。

           ・・・・・・・・・・・・・・・・・・

        「そんなことぐらいなら、アチキが言ってやるわい!」
                         ─── 仙台姫

           ・・・・・・・・・・・・・・・・・・

         姫に言われたら、びっくりしてこの世に戻るワイ!

Filed under: お便り,日常生活  タグ: — tomi 11:19

夏空

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        今朝6時の山荘の気温 15℃、晴れ。

       くっきりと見えていた山並みも、朝まだ早いのにカスミ
      がかっています。 美瑛はもう夏空です。
       写真・右下は山荘玄関横の林。 ナナカマドの葉が早々と
      色づいている。 ようやく北国では夏を迎えたばかりなのに、
      そそっかしい奴だ。

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               (2011.7/12)

      古い写真を整理していると、懐かしいような恥ずかしいような
     ものが続々と出てくる。 どうして恥ずかしいのか分からないが、
     思い出とはそういうものらしい。
      一人の人間が死ねば、思い出は永久に消える。 なのに写真が
     残るとなにやらややこしくなる。 その人間が永遠に生きている
     ような錯覚がはじまる。
      死んだ人間が、長い間生きているような誤解は、もしかしたら
     誤解そのものを受け入れたいという哀しみなのかもしれないね。

         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

         「おはよう爺、テレワークも楽じゃねぇ~。
         変な仕事、おかしな仕事がどんどん舞い込む」
                   *
         「会社にいれば、ひとこと怒鳴ればすむけど、
         テレワークだと、そうもいかんし・・・」
                   *
         「仕方ないから、風邪で熱があるから今日は
         お休みじゃと言っといた」   ─── 仙台姫

         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

                  安静に。

          ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

        「ジイ、タモリさんが無線(ハム)をやってるって
        きいたけど、ジイも昔やってたんだってね。
         今もやってるの? コールサインは何?」
                         ─── 仙台姫

          ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

        中学生の頃だから、もう60年以上前。コールサインは
       「JA1OⅯY」。 免許の更新を怠っていたので、もう
       かなり前に失効してるんじゃないかな。
        前に「ブラタモリ」で、タモリさんが秋葉原の電気街で
       真空管を懐かしそうに手に取ってましたが、同感でした。
                    *
        当時、吃音(ドモリ)がひどくてね。 人前では喋れな
       かったのに、無線機の前ではすらすら喋れた。思春期の
       少年には救いの神でしたよ。

          ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

       「ジイ、‟ CQ CQ ” ってどういう意味なんじゃ?」
                         ─── 仙台姫

          ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

         忘れた。 ・・・たぶん、誰でもいいから、この
        電波を受信した方は、応答して下さい・・ という
        ような意味じゃなかったかな?

          ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

          「おじさん、教えて下さい。 今日の講義で
          夏季休暇中にドストエフスキーの本を一冊読
          むよう言われました。‵ 精神病理学 ’ の講義
          の中でのことです」
                    *
          「おじさん、ロシア文学に詳しいかとおもい
          メールしました」      ─── 小姫

          ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

            何やら難しい内容の講義のようですね。
           どういう意味でドストエフスキーなのか
           わかりませんが、「精神病理学」という
           内容の講義だとすれば、『白痴』なんか
           よいのではないかと思います。当てずっ
           ぽうです。

Filed under: お便り,日常生活  タグ: — tomi 08:25

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          今朝6時の山荘の気温 20℃、晴れ。

      朝の気温が20度前後だと、北国では寝苦しくて目が覚める。
     家屋が寒冷地仕様なので、すきま風ひとつ入らないからか。

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      美瑛をこれから訪れる方々には申し訳ないが、この寝苦しさ、
     早く秋が来てほしいと、ぶつぶつ祈るばかり。

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       「ロレツが回らない」という症状は、老人の専売ではない
      らしい。ここ数年、話し相手は飼い猫だけだったので、その
      猫が死んでからは、話し相手は空の雲だけになった。日本語
      を話せる場所も、この欄だけ。
       その日本語も近頃あやしくなり、話したり書いたりする前
      に辞書をひくことが多い。結果、日本語とは何と語彙が多い
      のかと感じ入った。
       生まれ代われたなら、しっかりと日本語を学びたい。
                   *
       TVで、大雨特別警報が出たと。 場所は飛騨・高山水系。
      何年か前、「円空仏」にお会いしたくて訪れた場所だ。
       過去の思い出がこんなことで蘇えるのが淋しい。

         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

       「おじさん、おはようございます。 その後お姉さんの
       肖像画、進んでますか? 姉弟なので描きづらいでしょう
       ね」                 ─── 小姫

         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

       齢はおじさんとは一回り以上、86才ぐらいでしょうか。
      子供の頃は母親代わりでしたので、とびきり若々しく華やい
      だ容姿に描いてます。 でも手に震えがきて、なかなか思う
      ように進みません。

         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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                (まっすぐな道)

           「写真の乾燥ロールと夕焼け、ベニシジミ、
          どちらの写真にも力があります」
                       ─── 村人・A

Filed under: お便り,日常生活  タグ: — tomi 06:51

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                        (2006.6月)
    今朝6時の山荘の気温 10℃、晴れ。

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    最近、体力が衰えたせいで、外に出て丘の写真を撮ることがなくなった。
   この欄の掲載写真も、古いものだと10年以上前のものを引っ張り出して、
   お茶を濁しています。
    不思議なのは、そんな古い写真でも一枚一枚撮影した時期・場所を覚え
   ているということ。そしてもう一つは、こんな風情にカメラを向け、ショ
   ッターを押したということ。 老いた今なら、もちろんカメラさえ向けず、
   素通りしてしまうはずなのに。
    老いはマイナスばかりでなく、あるいは再燃というくすぶりを多少含ん
   でいるのかも知れない。 感覚としては鋭くなったのかな?

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

      「ジイ、夏じゃのう~。久しぶりにビール飲んだら、けっこう
      美味いゾナモシ。 じゃが、酒は冷やした清酒じゃな」
                          ─── 仙台姫

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

       酒のメールを送るな! 禁酒・・いや節酒中なんだから!

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

       「おじさん・・・、お姉ちゃんの口車に乗ってはいけま
       せんよ」
                   *
       「子供の頃から、お父さんの晩酌の相手をしていたそう
       ですから」              ─── 小姫

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

         そういえば、おじさんも子供の頃、父親のお酒を
        くすねて飲んでましたっけ。

Filed under: 日常生活,風景  タグ: — tomi 08:11

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    今朝5時の山荘の気温 1℃、晴れ。

    このところ眠れない夜が続いている。そのせいか、昼間ウトウトする
   ことも多くなった。 今朝も夜明けが、日の出が待ちきれず、2階への
   階段を2度3度とよたよたしながら上り下り。健康のためと言い聞かせ
   つつ。
    写真・上は霜の降りた玄関前。 まだまだ暖房が必要な朝晩です。

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     昨日掲載した丘の写真のつづき。 丘はまだ眠り呆けていました。

       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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                (逃げる人)

          「猛スピードで逃げる人がいます。
         次の四つ角を曲がりますが、左右どちらに、
         何%の確率で曲がるでしょう?
         (答 80%の人が左側に曲がるそうです)

         左側の家の窓辺に犬矢来を書いてみました。
        京都の民家に置いてありますが、諸説があり
        面白いです」       ─── 村人・A

         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・

        最初の問いですが、たぶん自分の身を守るため、
       つまり、心臓(左側)を守るためだと思われます。
                  *
        次の「犬矢来」(いぬやらい)ですが、そんな
       言葉があることじたい知りませんでした。
        みやびな京都人らしい優しさがうかがえますね。

Filed under: 日常生活,風景  タグ: — tomi 06:07

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    定期健診のため、昨日町の病院に行った。いつもはごった返す病院の
   待合だが・・・なんとガラガラ状態。 待つこともなくすぐ診察を終え、
   薬をもらい帰ってきた。いつもの待合のアノ喧騒は、いったい何だった
   のか。
    時間に余裕ができたので、帰りに久しぶりに丘巡りとシャレてみた。
   曇り空で陽光も少なく、畑も昨年の秋に種まきした小麦畑だけが青々と
   しているだけ。 畑作業をしている人も、どこにも見当たらない。
                   *
    全国ニュースで、美瑛のあの『青い池』が流れていた。濁ったバスク
   リンでも流したような水溜りが、どうして人気があるのか・・。人工の
   着色料に慣らされた都会人の美意識よ、哀れ!(言い過ぎ?)。

       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

            1-4-21
                (今日もひとり)

        「美瑛のかたが青い池の話を正直に言って下さると
        気が楽になります。
         私も近くまで行きましたが木が枯れて倒木が進み、
        なぜ人が集まるのか分りません。
         もっと感動する所が美瑛にはたくさんあるのに」
                       ─── 村人・A

          ・・・・・・・・・・・・・・・・・・

          美瑛に住む人間が言うのも身の程知らずだが、
         道東の「オンネトー」は美しかった。
          水面に映る青と緑は見あきなかったですね。
                   *
         アタマの写真ですが同じ場所で8年前に撮った
        ものを下に並べました。比べると今年は春が遅い
        ようです。

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               (2012.4/27)

          ・・・・・・・・・・・・・・・・・・

        「ジイ、小姫に会ってきたよ。すこし太ったけど、
        ありゃ 運動不足じゃ」
                   *
        「春・夏の衣服を買いそろえて行ったが、着れるか
        どうかが心配。 減量せい! と言っといた」
                         ─── 仙台姫

          ・・・・・・・・・・・・・・・・・・

          連休に、一関の祖父ちゃんに会いに行くとか
         言ってたけど、やめたそうだね。
          岩手県に、コロナのウイルスを持ち込まない
         ように・・とかなんとか、理由付けしとった。

Filed under: お便り,日常生活,美瑛  タグ: — tomi 09:50

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       (今朝の十勝岳)
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                       (偶然撮れた鳥たち)
    今朝7時の山荘の気温 -1℃、晴れ。

     部屋の窓を閉めていると、それ程でもないが、窓を開けると
    野鳥の鳴き声がかまびすしい。 春になったと身近に感じる。
     毎朝の日課、カメラを携え階段を上り、2階の窓から辺りの
    風景を写真に撮ろうとすると、ガラス窓にキラキラ虹色に光る
    小さな粒々が横に拡がる。なんだろうと近づくと、己の眼が窓
    ガラスに映っていたわけで、真相は、花粉防止のために目薬を
    差し、直後に2階に上がったため・・という、味気ない話し。

      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

        「(決してコトバのクレームではありません)
        敗北の北は方角の北ではありません。
         北は背中を表す漢字で、相手に背中を向けて
        逃げる事を意味します。どちらかと言うと負け
        た人は暖かい南に向かい、冒険者は北に向かう
        傾向にあります」
                    ─── 村人・A

      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

      漢和辞典を開くと─── 「北」は二人の人が背を向けている、
     そむくの意味を表し、転じて、逃げるの意味を表す─── と
     ありますよね。逃げたのが南ではなく北だったのは、北にし
     か逃げ道がなかった。南に向かえば官軍がうじゃうじゃいた。
     札幌周辺にも、「白石」とか「福島」、「伊達」なんていう
     地名がありますが、故郷恋しさに、新天地に名を付けたんで
     しょう。冒険者は決してそんなことはしないと思われます。
                  *
     昨夜の仙台姫の「敗北」の件ですね。冒険者が北に向かった
    かどうか? 蝦夷の国の地図を作ろうとした人たちは、確かに
    冒険者だったかも知れないが、函館の近くの松前(松前藩)が
    あった辺までで、それも海産物(昆布)が豊富だったからで、
    決してそれより北へは向かわなかった(アイヌ人をのぞいて)。
     幕末・維新に北海道に移住した人たちは、冒険者ではなくて
    敗残者たちです。 敗残者たちの唯一の慰めは、故郷の地名を
    新天地に残すことでしかなかったのは・・哀れです。
                  *
     倉本さんが「敗北」という言葉を使ったのは、『北の国から』
    の中ではなかったでしょうか。 離農してゆく人たちに、老人が、
    「いいか、お前たちは負けて帰るんじゃ・・・」と言う言葉を
    投げかける。戊辰戦争で負け、今また負けて帰るのかって。
                  *
     ネットで見つけた倉本さんの言葉(インタビューに答えて)

         「でもどうして北海道だったんですか?」

          倉本さんがおっしゃるには ───
 
       「敗北っていうでしょう。決して敗南とは言いま
       せんよね。負けるとだれでも北に向かうのです」

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

      「爺、どうしたんだよう。カリカリするんじゃないよ。
      村人さんは、単に北と南を間違えただけなんだからさ。
      爺、最近人と顔合わせてしゃべったことないでしょう。
      言葉数が多くてさ、そんな気がする」  ─── 仙台姫

      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

      言われてみれば、ここ数ヶ月、顔を合わせて人と話した
     のは、定期的に通っている町の病院の先生ぐらいでしょう、
     それも二言三言。あと、たまに村人さんからとか、小姫か
     らお叱りの電話。古くからの山荘のリピーターから、先日
     電話をいただいたくらい。
      文章言葉は忘れてないけど、話し言葉は声帯を使ってな
     いので、どんな声音が口から出るかが、不安。

      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

           1-4-7 (1)
              (JRA所有の島)

                  ─── 村人・A

       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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           今夕5時半ごろのオプタテシケ山

       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

       「おじさん、起きてますか? 人とあまり話して
       ないっていうから、メールしますね。 血圧や体温
       のことじゃないから。
        新コロナウイルスですが、岩手県だけがまだ罹患
       者が出てません。不思議ですよね。 前におじさん、
       ‘ 南部の桜は 北を向いて咲く‘ って言ってました。
       それだけ自立心・自尊心が強いってこと、コロナも
       避けて通るってこと?」     ─── 小姫

       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

       あれは、作家・浅田次郎さんの『壬生義士伝』の中で、
      南部出身の新選組の隊士(主人公)が語ることばです。
       騒乱の京都、さらに会津戦争。故郷・南部へと追いつ
      められた南部の侍が、臨終に語る言葉だったと記憶して
      ます。江戸や京都などに迎合せず、南部の侍は北を向き、
      厳しい自然に立ち向かって生きなさい・・ってことかな。
       ネットで調べたら、以下のような文章でした。

      盛岡の桜は石ば割って咲ぐ。

      盛岡のこぶしは、北さ向いても咲ぐのす。

      んだば、お主らもぬくぬくと春ば来るのを待つではねぞ。

      南部の武士ならば、みごと石ば割って咲げ。

      盛岡の子だれば、北さ向いて咲げ。

      春に先駆け、世にも人にも先駆けて、あっぱれな花こば
      咲かせてみろ!

         (小姫にも、南部の血が流れているんだよ)

Filed under: お便り,日常生活,本、小説、詩  タグ: — tomi 11:29

            1-DSCF8914

        今朝7時の山荘の気温 0℃、晴れ。 積雪:0cm。

     積雪がゼロになったのは、この春初めて。一日の予報最低気温から
    マイナスの記号が消えはじめた。 やはり春が来たんだなとなっとく。
     今日はこれから、町の病院の眼科に行く予定。もう何ヶ月も前から
    異物感があるので、処方された目薬をつけていたが、その目薬もきれ
    たため。コロナウイルスとは関係ないとはおもうのだが・・・。

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

       「爺、病院から帰ってきた? どうだった? 失明する
       恐れは無いって?」        ─── 仙台姫

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

        失明する恐れは無いそうだけど、時おり鈍痛がはしる。
       いつもの目薬を余分に出してもらっただけだけどね。
        ついでに、以前備えてあったゴーグルを持っていって、
       こんな物でもコロナウイルスに役にたつかと訊いてみた。
       十勝岳の噴火の際に、噴煙にガラス質の火山灰が混じると
       眼球を傷つけるらしいので、買っておいたもの。

   1-DSCF8983  1-DSCF8984

        眼科医の言うには、周囲に穴が開いているので、たぶん
       粉塵予防のための物らしいと。コロナウイルスの予防には、
       まぁ気休め程度だそうだ。
                    *
        いつもは老人たちでごった返す町の病院の待合ロビー。
       それが今日はガラガラ状態。これをどう解釈したらよいの
       やら・・。
        日ごろ老人たちの歓談の場だったのが、コロナの影響で
       歓談の場が奪われたってこと?

          ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

       「このゴーグルはマスクで曇らないから使いやすいです。
       マスクは口のところにチャックが付いてると便利です」
 
             1-3-26 (3)
                 (春がくる)
                        ─── 村人・A

Filed under: お便り,季節、四季,日常生活  タグ: — tomi 09:40

    1-DSCF8917
                    1-DSCF8918

     今朝6時の山荘の気温 -12℃、晴れ。 積雪:30~40cm。

     美瑛町の全世帯に、新コロナウイルス用のマスクの配布が始まった
    ようだが、昨日、山荘にも届いた。
     ところで、朝起きて玄関前の私道を見ると、雪の上に足跡が点々と
    続いていて、下からわざわざ徒歩で登ってきて届けてくれた(写真)
    らしい。申し訳ない。最近訪れる人も絶えた山荘、除雪をおろそかに
    していたせいで、郵便局員の方に迷惑をかけた。
     いつもなら町道のわきに箱を置き、その中に郵便物入れておいても
    らっていたが、わざわざ歩いて玄関脇まで届けてくださった。神棚で
    もあれば供えて、柏手でも打たい気分。

Filed under: 日常生活  タグ: — tomi 08:00

            1-DSCF8909

        今朝9時の山荘の気温 1℃、雪。 積雪:35cm。

       白い鳥の羽毛のような雪が、朝から静かに舞い降りている。
      気温が高いので積もらないとは思うが、窓の外ぼんやり眺めて
      いる気持ちのゆとりが無い。 人里離れた山荘でも、コロナの
      影響が無いとはいえない。
       数日前、揚水ポンプ故障修理のために営業マンが、30km
      ほど離れた旭川市からやってきた。当然マスクを付けてくると
      思ったが・・そのままだった。一階食堂にお通ししたが、失礼
      だが、お帰りになったあと、汚染されたような気分になった。
       外から、他人の家に入るときのエチケットとして、マスクだ
      けは着けてもらいたかった。旭川市内ならマスクを着けていた
      かもしれないが、美瑛の、それも人里離れた山奥。必要ないと
      思われたのかも知れない。

Filed under: 日常生活  タグ: — tomi 09:35
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