3本の木

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      今朝5時の山荘の気温15℃、曇り。

    掲載写真は今から十数年前(2003、7月)のもの。 左上は山荘裏の丘から、
   右下は北瑛の丘の 「親子の木」 と呼ばれる3本のカシワの木。
    近年、この 「親子の木」の真ん中の小さな木が強風で倒れた。さてどうするか。
   観光名所の一つである。 民有地に生えていた木だから、町が勝手にどうこうする
   わけにもいかないが、地主さんの許可を得て新しく ‘ 子供の木 ’ を植樹したそう
   だ。 植樹式には子供たちも参加して。
    ちょうど上の写真を撮ったころ、山荘に子供連れのお客様がみえた。小さな女の
   子と若いお母さんだった。 二日ほど滞在されたが、移動手段がないので、私が車
   でめぼしい所を案内してあげた。 ちょうどあの 「親子の木」 が見える所に来た
   とき、今まではしゃいでいた二人が急に黙ってしまった。「あれが親子の木と呼ば
   れる3本の ・・・」、そこでようやく私は気づき黙った。 配慮が足りなかった。
   父親も一緒に来たかったかもしれないのに。
    何日かして礼状が届いた。 その末尾に 「・・ようやく主人と別れることができ
   そうです。 旅から帰ると裁判所から通知が来ていました・・」。 御主人の家庭内
   暴力がひどかったとも。
    私たちは何気なく、3本並んだ真ん中の木が小さいから両親と子供だと思い込む。
   シングルマザーの視線などあまり考えることもなかった。きっといつか、東日本の
   震災で、子を亡くした親、親を亡くした子が美瑛の丘に立つ日が来るだろう。視線
   の先に何を見るのか。
    木を新たに植樹するのではなく、小さな地蔵さんでも置いてほしかった。

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        (エリンジューム)

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          「おはよう、爺。 お地蔵さん、いいね。 顔の表情が
          はっきりしない粗削りのがいい。 見る人のそれぞれの
          思いが込めれるから」        ─── 仙台姫

         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

          「爺、いま小姫の所。 けさ急に思い立って来ちゃった。
         部屋の中、どこかに男の匂いがしないか嗅ぎ回ったけど、
         まぁいないようで安心」
                      *
         「3か月ぶりだけど、急に大人びちゃって、目のやり場に
         困る所もある。 あとで写真送ってあげるね」
                            ─── 仙台姫

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                 (リスが煙突から脱失)

          「知人は富良野のラベンダー祭りを見に行きました。
         想像以上の交通渋滞を説明しても、ワカラナイでしょう」
                          ─── 村人・A

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            山荘の庭の早咲きラベンダーも咲き始めました。
           広い畑のほうは雑草に埋もれて瀕死状態。何とか
           せねばと悪戦苦闘している男もやはり瀕死状態。
            この時期の富良野は、朝から観光バスが並んで
           大変な渋滞のようです。お勧めなのは早朝5時頃
           ようやく太陽が昇ったころにラベンダー園を散策
           するのがいい。野鳥の鳴き声も響き、香りと共に
           辺りを独り占めできます。

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         (写真は山荘の庭のラベンダー。「今年もご苦労さん」
         つい言葉をかけたくなる)

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         「爺、小姫の写真、届いた? デレデレ鼻の下のばして!
         コラッ! スケベ爺々! カワユイ小姫はまだ18歳だぞ!」
                      *
         「膨らむ所はふくらみ、締まる所はしまり。 もう少女から
        大人の女に体も変わってるんだよ」
                      *
         「コラッ、ジジイ! 遠い昔の18歳の頃を思い出してる
         んじゃないのか?」          ─── 仙台姫

           ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

         女性の体を真剣に見つめるようになったのは、絵の勉強を
        始めるようになってからです。初めは邪念が多くて困りまし
        たが、慣れるに従い、その奥深い美しさに魅了されました。
         少女から次第に大人の女性に成長する体つきは、なぜか
        蠱惑的です。

Filed under: お便り,植物、花、ハーブ,美瑛,風景  タグ: — tomi 06:30
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