親父を叱った日

    
                      

      今朝6時の山荘の気温、7℃、晴れ。

     遠く離れて暮らしている息子から電話があり、叱られた。 別に日々の
    生活態度がどうの、人生の生き方がどうのと小言を言われたわけではない
    が、何を生意気なという感情が湧く。 子供の頃、せいぜい小学生のころ
    の姿が受話器の向こうに浮かぶから余計に面白くない。
     歳は幾つになったか数えようとしたが難しい。 昭和の51年生まれだ
    からと思っても 昭和と平成が絡んでいるから簡単にはいかない。ネット
    で調べると今年37歳とある。 親父(私)がその歳には、息子は小学3
    ~4年生になるから、ますます面白くない。
     でも受話器を置くと爽快感がわく。 叱られて心地良いわけはない筈な
    のに、そういう歳になった。 そういえば、死んだ親父を叱ったことがあ
    ったかなと、ふと思い返している。

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       「おはよう、爺。 きょうからまた仕事、3日したらまた休み。
       まったくやる気が起きないよ。
        友達はアッチコッチ飛び回って疲れきってる様子。連休疲れ
       を取る休みが欲しいんだとさ」
                     *
        「連日、小姫の絵のモデルに。 題名は 『酒びたりの女』。
       じっとしてるの退屈だと言ったら、お酒飲んでていいよだと。
        黙ってじっとお酒飲むのもおいしくないし、おつまみ食べ
       ると 『口動かすな!』 と叱られるし、絵のモデルも楽じゃ
       ないねぇ」              ─── 仙台姫

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         プロのモデルさんなんか、例えば裸婦のモデルは15分
        ほどポーズをとったあと5~10分休み、ふたたび前と同
        じポーズをとりますが、その時、足の位置や重心のかかり
        具合、腕の形、首の方向など、休む前とピタリ合わせる。
         姫もプロ意識を持つんですな。

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       久しぶりに街中に出たところ、桜が咲いてました(写真・上)。
      桜を求めて旅する人からみれば、顰蹙を買いそうな言い様でしょ
      うが、あまり興味のない者に見られては、桜も可哀想なものです。
       下の写真は、山荘のすぐ横に育つ小さなエゾ山桜。大きな木々
      の中に混ざり、ひっそりと誰に見られることもなく蕾を開き、し
      ばらくして散ってゆく。
       たまに山荘の爺に一瞥されるだけ。 哀れなものです。

      

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         「爺、飲んでる? お酒切らしたの忘れて、走って
         買ってきたところ。
          オーイ! お酒無いぞ~!(秋田、山形方面に)」
                        ─── 仙台姫

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         姫、旭川のお酒でよければ、送ってあげようか?

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        「北海道のお酒って飲んだことないな。おいしい?」
                         ─── 仙台姫

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         札幌にいた若い頃は、『北の誉』とか 『千歳鶴』 と
        いった銘柄のお酒を飲んでましたね。 なんといっても
        子供の頃、夜中に親父の酒をくすねて飲んでいた悪ガキ
        でしたから、お酒の味など、どうでもよかったんでしょ
        うけど。
         『雪中美人』 というお酒があります。「 美瑛の雪の
        中で120日間の長期低温貯蔵で熟成させる、いわゆる
        雪中貯蔵を利用して造られた、贅沢でやわらかな口あた
        り。純米酒の旨味と芳酵な香りをね備えたお酒です」が、
        うたい文句。飲んだことないけど、送ってあげようか?

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         「オホㇹㇹㇹ~。 爺、お酒で若い女を口説こうって
        魂胆だな。 口説かれようじゃないか」
                          ─── 仙台姫

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        口説かない、口説かない。 もう、そいうの面倒くさい。

Filed under: お便り,お酒,日常生活  タグ: — tomi 06:50
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