エゾシカの「花世」さん

        

     ラベンダー畑で作業をしていると、背後でドスンと鈍い音がする。何ごとか
    と振り向くと大きなエゾシカが目の前で、体を斜にかまえ顔だけこちらに向け
    ている。間違いなくエゾシカの 「花世」 さんだが、またひとまわり体が豊満
    になられたようだ。
     カメラを取りに行くあいだも、その場を離れることなく、ほぼ1時間ちかく
    牧草を食んだりして遊んでいた。ヨダレなど垂らしていないので、口てい疫の
    心配はなさそうだが、ヒズメを持つ動物たちには受難の時節がら、遊びに来て
    くれるのはうれしいが、しばらくは人家に近づかないほうがいい。近くに酪農
    を営む農家もあることだし。

        

         「 京都は連日30度を越える暑さどす。 暑うおます。
         梅雨入りも近うらしく、湿度も高いさかいに、かなしま
         へんぇ。
         『花世』さん、お久しぶりどしたなぁ。尻尾の毛も白い
         のどすなぁ。 なかなかのおしゃれどす。
          草の中で涼しげな写真が、はんなりしますなぁ」
                            ――末摘花

Filed under: テレビ、映画,動物,北海道  タグ: — tomi 08:34
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