幕が開くまえも

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     今朝7時の山荘の気温 13.7℃(午前4時7.6℃)、快晴。

   相変わらず昼夜の気温差(20度ほど)が大きい日々です。でも四季を
  通じ、この時期の美瑛が最もすばらしい。風も雲も。光も爽やかだ。畑は
  種がまかれ、苗はまだ植えられたばかりだけれど、なぜかワクワクする。
  これから芽を出し、大きく育ってゆくという期待感のせいだろうか。
   ジャガイモの花が咲き、ラベンダーの花が匂い、黄金色に小麦が色づく
  畑も美しいが、そういった視覚や嗅覚の満足感ではなく、そういう風情を
  思い描いたり期待したりする時間もいいもんだ。

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         「お~い、爺! 『竜馬』どこまで読んだ?
         アチキは『海へ』に入ったゾナモシ」
                       ─── 仙台姫

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         越された~! 越されるはずよ。 昨夜読んでると
        ‘ あれ、前にここ読んだことがあるぞ ’ 、ページを
        ペラペラもどすと前の日に読んだばかり。それに
        気づき、取り返すのにまた半日かかってしまった。
         シオリをはさみ忘れたのが原因。

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         「シオリのせいにすんナ! 原因はボケじゃ!」
                       ─── 仙台姫

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         ボケ、ボケ言うな! ボケが可哀そうではないか。

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       「1782年、伊勢白子から出た船が漂流して千島列島の
      孤島に漂着し、自力で船を作り、孤島を脱出してロシアに
      渡り、10年後に戻ってきた男がいます。名前は大黒屋光
      太夫。元NHK編集責任者の望田武司さんが詳しい冊子を
      出されました。
        知れば知るほど驚きの人生です。 江戸時代の日本人は世
      界を見ていたようです」        ─── 村人・A

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     鎖国をしていたからといっても、けっこう世界を見てますよね。
    信長の時代には少年遣欧使節団、江戸の初めには仙台の伊達政宗が
    家臣をスペインに送ってる。鎖国の頃は長崎の出島からも見てる。
     幕末に米国からやって来たペリーやハリスよりも前、暴風で漂流
    した回船がアリューシャンまで漂流した話は、高田屋嘉兵衛にもあ
    りました(たしか司馬遼太郎さんの『菜の花の沖』でしたか?)。
    井上靖さんの『おろしや国酔夢譚』とゴチャ混ぜになってきて、脳
    はかなり壊れてます。『竜馬がゆく』を読んでいると、前に2度も
    読んだなんて信じられないです。 きれいにみな忘れてる!

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       「こりゃ、じじい。 何年か前の記憶ならゆるすけど、
       前日どこまで読んだか忘れるなんて最悪! 移植手術で
       新しい脳と交換してもらいな」    ─── 仙台姫

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       いいねぇ。できれば若い女性の脳を移植してほしいな。
      姫の脳と交換する?

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            「嫌じゃ」  ─── 仙台姫

Filed under: お便り,季節、四季  タグ: — tomi 09:13
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